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【知事の経営責任は問われないのか】
道職員の賃金削減をめぐる労使交渉が
山場に来ている。
たしかに
知事のこれまでの議会答弁にあるように
リーマンショック以降の
税収の落ち込みは深刻で
かつ、
過去の公共投資のための借金返済が
道の一般予算の4分の1を占め
道単独として使えるお金は
1500億円程度しかない。
固定資産税が主体の札幌市などより
道財政は景気の動向に左右されやすい。
このなかで人件費などを削ることで
赤字再建団体転落の危機を
しのいできた。
私は、職員の賃金削減は
トップリーダーの選択肢として
全否定はしない。
だた、私が納得いかないのは
今の知事はもう3期目で
東北北海道知事会の長を務める。
しかも、混迷しているとはいえども
中央政府では現在
税と社会保障制度の一体改革の
議論などが展開されているときだ。
まだまだ精査・研究中だが
今の税体系や地方財政のしくみは
これからの北海道を考えたとき
限界にきているのではないだろうか。
ペンディングとされている
地球温暖化対策税の導入も含めて
北海道の強みを活かしつつ
環境に負荷をかけず
総生産ではなく、一人一人の
所得や幸せを増やすことに
税金や投資をまわしていくしくみをつくることが
北海道のトップリーダーの
役割であるし
私たちの北海道がその声をあげないで
誰が日本の新しい未来を
切り拓くのだろうか。
さらに
消費税の中央と地方の配分の問題や
社会保障の充実を考えるとき
何をナショナルミニマムとして
中央政府に求めるのか
たとえば、医療において
脳梗塞、心筋梗塞に3時間以内に
専門医療を受けられる体制や
がんの在宅医療の確保などを
こちらから中央政府に
具体的に提案すべきではないか。
広大な面積を有する
北海道のトップリーダーとして
道民の命を守るために
果たすべき役割はたくさんあるはずだが、
今の知事にはその姿は見えない。
結果として、道職員のモチベーションは
低下し続けている。
知事にとって、職員はコストの対象としか
見えていないように写るが
一律に各セクションに
人員や予算の削減を求めるのは
もう限界に来ている。
それなら人間がトップを努めるのではなく
機械でよいことになる。
もちろん
知事にトップリーダーとしての
マネジメントを求める以上
返す刀で道議会の機能も問われる。
2月末からの定例道議会は
これまで以上に
厳しい覚悟でのぞみたい。
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