【10月12日 フィンランド バーサ 第1日目を終えて〜真の友情と語学教育の重要性】


珍しく時差ボケの中ですが、
フィンランド視察の第1日目が終了しました。

日程の詳細は、
渡航前にもアップしていますので
そちらもご参照ください。

フィンランドは
世界で最初に産業クラスターを
国家戦略として取り入れた国であり
バーサは、学齢前からの起業家精神教育を
1990年代からスタートした地域です。

今回の渡航は、元バーサ大学教授であり
現在は、エネルギークラスター研究所設立のための
ファンドレイザーとしても
500万ユーロを獲得する実績をあげられている
ヨウコ・ハブネン元バーサ大学教授と
東海大学名誉教授の川崎一彦先生の30年間にわたる
プロジェクトを実際に推進することで培われた
「友情」が土台となっています。

この「友情」が、
30年前は、
「ジャパンアズナンバーワン」として注目された日本企業について
ヨウコ・ハブネン教授が学ぼうとされたところから
スタートされたことも、たいへん印象深いが、
国際交流や姉妹都市提携などが
多くのところで推進される中で、
私たち日本人が何を学び、
何を実現するのかが今一度検証されるべきであろう。

今回、午後のインタビューでは、
大学の地域における役割や、
子どもたちの起業家精神教育に大きな貢献をしている企業の役割や体質
(地元企業ではなくスイスに本社がありながら、
ABBという企業は
幼稚園の子どもたちの視察の受け入れや
小学校の子どもたちが部品製造を体験できる75の工程を用意し、
バーサ大学の評議会への参加など
地域社会に大きく貢献をしていた。)
などについて質問を重ねてきたが、
夜の食事会で
ヨウコ・ハブネン教授が
私に対し、
「組織も重要だが、まず、1人を見つけること。
確実に挑戦し、手をあげて、プロジェクトを実践する
1人を見つけること。
そうすれば、だいたいのことはできる」と
川崎先生との出逢いを例にお話しされた。

さらに、
起業家精神教育ともう1つ大きな二本立ての柱としてきたのが
語学教育だと指摘をされた。
言うまでもないが
フィンランドにとって英語は母国語ではない。
小さな国が知識によって、
内的起業家精神に裏打ちされた実際の(外的?)起業によって、
厳しい歴史や時代を生き抜くためには
語学教育は不可欠である。

流行や外的抑圧でもなく
日本が日本であるために、
そして、大規模化や効率化や中央集権の枠組みでは
決して生き残ることのできない北海道が
そのポテンシャルを発揮するためには、
語学教育が重要であることを改めて認識させられた。

6万人の人口のバーサで24時間受け入れの公設保育所も
見せていただいたが(そこのことはそこのことで書くべきことはたくさんあるが)
そこでも10ヶ国からの子どもたちが来ており、
それぞれの子どもたちのアイデンティティが尊重されるよう配慮があり、
さらに、少なくとも、スウエーデン語、フィンランド語を使う
2つのグループが用意されている。

つまり、
語学教育は
その国の形や地域の未来を決める1つの姿勢なのだ。


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