【道議会報告 食と観光対策特別委員会道外調査2日目】


富山県視察の2日目です。
今回の視察は、
スイス在住で、かつ、
北海道はじめ日本全国各地でも
観光振興による地域経営戦略を指導している
観光カリスマの山田圭一郎さんにも
アドバイスいただき、
企画いたしました。

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まず、おじゃましたのが上市町。
上市町では、平成23年に
「観光元年キックオフ宣言」を行い
ないものねだりではなく、
地域資源の活用に主眼をおき、
環境省の地域コーディネーター活用事業交付金など
中央の政策メニューを活用し、
エコツーリズム推進法の枠組みを使って
地域協議会(上市まちのわ推進協議会)
従来の観光事業者の枠を越えた
地域一体となった観光振興政策を推進している。
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エコツーリズム推進員の
鹿田智恵さん、天野陽史さんにも
レクチャーと
森林セラピーの現場なども
ご紹介いただいた。

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次に、富山県庁へ。
観光課のみなさんからお話を聞いた。

県の方向性として、
明確に、リピーターの増加、
消費額、滞留時間の増加を掲げて
観光資源の磨き上げや
観光人材の育成を行っていることが明確だ。
他の議員のみなさんや
道庁職員のみなさんとともに
そのお話を共有できたことが、ありがたいことだ。

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最後に、世界遺産となった
五箇山の6世帯しかない相倉集落である。
複雑な思いで
観光協会の方のお話を聞いた。

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地域住民のみなさんの涙ぐましい努力で
この茅葺の伝統的集落は維持されている。
そのことには、
もちろん、敬意を表したい。
しかし、観光で生き抜くことを考えたとしたら、
たいへんな話だけを聞かされても
ほんとうにその地域のファンになるだろうか。

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イタリアの山奥のアルベルゴディフーゾを体験したが、
誰も、私たちに、その町の住み辛さや、
苦情を言う人はいなかった。
山にへばりつくように、集落があり、
車も通れない、
険しい石畳の道で移動するしかない、
非常に厳しい場所であったが。
むしろ、その歴史や、建物を誇りにし、
愛していることが伝わってきた。

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五箇山の現在の主たる産業は、
地域のみなさんが、民宿を営まれているようで、
外国人観光客の方が中心に来ていらっしゃること、
国の文化遺産であり、
茅葺屋根の維持補修には補助金が95%出ていることで、
なんとか、現在の景観と地域を維持されているようだ。
土産物屋では商売にならないとのことだった。

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最後の写真2枚は
イタリアのアプリケールだが、
五箇山のような歴史的建造物を
税金でしか維持する方法がないのか、
観光で地域経営するということの意味を
改めて突きつけられたような思いがした。

最後まで読んでくださって、
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