【ひろまる日記】6月17日 タウシュベツ橋梁から考える“文化資本”の姿~4月27日見学


いよいよ6月19日から、第2回定例道議会。
代表格質問の担当を仰せつかっております。
まだ原稿に盛り込めるかわかりませんが、
100年記念施設に関しても取り上げたいところ。

これまで常任委員会での私の質問状況は下記のリンクからどうぞ。

https://hiromaru.jp/pdf/minutes/20180327154702.pdf

「社会資本」から「文化資本」へと、北海道の未来に向けた新しい豊かさのものさしを
提案したくチャレンジしている私ですが、
時々頭に浮かんでいたのは、4月の末に見たタウシュベツ橋梁と
それを大切に伝え発信し続けてきた人々の姿。

そして、今日6月17日の朝に、たまたま、エクスマ塾91期の仲間の
いちごの町の公務員スキーヤー新井遼さんのツイッターのツイートから、
このブログを書いてみようと思いました。

さて、もう2ヶ月前の話になってしまいますが、
私は、ひょんなことから導かれるように
タウシュベツ橋梁に行ってきました。

まず、向かったのは、前回の館めぐりツアーでは、
たしか、季節的な事情で、立ち寄れなかった上士幌町の鉄道資料館。
辿りついたのはもう閉館時間ギリギリ。

そこで、ちょうど、明日から再開するという
タウシュベツ橋梁のガイドツアーのインフォメーションを発見。
問い合わせたところ、ちょうど奇跡的に空きがあり
急遽、予定を変更してぬかびら温泉に1泊。
※その翌日以降は、満席でした。

さて、翌朝です。

お世話になったのは、
ひがし大雪自然ガイドセンターさんです。

長靴も用意されていて、
ヒグマ対策もあって、ワゴン車で現地に向かいます。

車輌は通行止めになっています。
事前に届出などをすれば車輌の通行も可能。
徒歩でも行けるのですが、
ヒグマが頻発に出没する地域。

ガイドツアーを私は100%おすすめします。
地元ガイドさんのお話を聴きながら、
実際に、行き帰りの両方でヒグマに遭遇。
ヒグマの命のためにも、人間の側が気をつけなければいけないと
強く思います。

車で行けるところまで進み、
途中からは徒歩で。
なぜ、長靴が必要かはここでわかりました。

もうお気づきの方がいるかもしれませんが、
鉄路の跡を辿って進みます。

なので、最初に出逢うタウシュベツ橋梁は、
こんな感じ。

少し立ち位置を変えると
皆さんにも見慣れたこのような姿が。

歩行可能な経路でダム湖の底に降りて
思い思いのところで写真を撮ったり、
今日、ここでしか見られない景観を堪能しました。

そして今回のツアーでは、
タウシュベツ橋梁だけではなく、旧士幌線の他の橋梁の姿や
旧幌加駅も見学しました。
この時期でなければ見られない橋の姿や、
半世紀前のこの地域の賑わいなども感じることができます。

ぬかびら温泉は、今年開湯100年記念だとか。
地域のそのままの自然や歴史を大切に観察し、
発信しててきた人たちがいるぬかびら温泉。

ぬかびら温泉郷のこれからに注目です。

さて、ここまで読んでくださってありがとうございます。

ちょうど、明日6月18日から
平成30年度の第2回定例議会関連の日程が本格化します。
私は、今回、会派の代表格質問を担当を命じられ、準備をしているところです。
私としては、北海道命名150年の今年に、
北海道百年記念施設(百年記念塔、北海道博物館、開拓の村)
の再生に向けて、「文化資本」の構築に向けた議論を
しっかり展開したいと願っています。

以下が、私が会派に提出している原稿等の一部。

>百年記念施設再生に向けて
>
>百年記念施設再生に向けて環境生活部を中心として、幅広い道民の皆さんからの意見集約が続いている。
>現在、一部のマスコミ報道にもあるように、百年記念塔の存廃を中心に議論が進んでいることが危惧されるが、住んでいる地域、年代などによって、意見はさまざまであるが、ある意味で、建てて終わり、作って終わりではなく、常に、道民の財産として発信していかねばならなかったことが、今、やっとはじまったとも言える。
>百年記念塔の議論において、私たちがめざすべきは、北海道博物館、開拓の村などのエリア全体を含めて、北海道の歴史を語りつぐと同時に、未来に向かって発信しつづける、これからの子どもたちや若者たちにとっても魅力ある場所に、今後どのようにしていくのか、そして、その象徴となるべきモニュメントとしての記念塔の再生にあると考えます。
>知事の所見をうかがいます。
>
>また、北海道博物館は、先住のアイヌ民族の歴史をはじめ、移民により短期間で急速な近代化をとげた北海道の貴重な歴史資料の収集調査や保存が行われる場所であり、開拓の村は、残念ながら地域では役割を終えて集められた歴史的建造物が集められた場です。
維持補修の技術研修などのフィールドとしても大きな可能性があると認識しています。
>
>私としては、これから150年を契機として、百年記念施設のエリアが、北海道の貴重な文化資本としても、また、観光資源としても、花開くべき大事な節目の時期であると認識しており、これまで、他の道有施設と同様に一律に定められていた指定管理制度のあり方などを再検討するなど幅広い観点からの議論も重要だと考えますが、知事の所見をうかがいます。

さて、今回、各所でヒヤリング等するなかで、
タウシュベツ橋梁の事例をもとに、
こんな厳しい意見もいただきました。

「古いものは残したい、そんな情動的な、センチメンタルな議論ではいけない。
道有施設である百年記念施設について
そもそも、タウシュベツの魅力に気づいて発信してきた地元の人たちのように
道は、これまで何かをしてきたのか?
維持補修か、解体かの議論の前に、今、必要なことは
そういう本質的な議論ではないのか…。」

その時に、現場に足を運んでいてよかったとしみじみと思いました。
みなさんも良かったら、是非、タウシュベツ橋梁にも行ってください。
古いから良い、古いものに、ただ価値があるわけではないのです。
それを愛した人たちの伝える物語があるから「文化資本」が
生まれるのかもしれません。

その際は、繰り返しになりますが、
ひがし大雪自然ガイドセンターのガイドツアーを、私としてはおすすめです。

さて、北海道百年記念施設に関連する道議会での質問結果などは
また、近日中にお知らせしますね。

これまでの委員会での質問状況はこちら。
https://hiromaru.jp/pdf/minutes/20180327154702.pdf

最後まで読んでくださってありがとうございます。
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