【ひろまる交流録】7月5日 上川町・川端慎司さん(上川大雪酒造 取締役副社長・杜氏) 


【天の時 地の利 人の和】

7月5日の最後は、ずっとお話しを聞きたかった
上川大雪酒造の川端杜氏のお話を聞く機会に恵まれました。
道産の酒造好適米が見向きもされなかった頃から、
道庁農政部の有志の皆さんが、PRのために、立ち上げた会。
その名も「愛酒多飲の会」の会でした。
農政部の皆さんに感謝。

実は、なんとなく休止していたこのひろまる交流録。
ぼちぼち再開していこうと思います。
なぜなら、人との出逢いが宝だと改めて実感したから。
エクスマ塾のおかげさまかな。

さて、再開後、最初にご紹介するのは
上川大雪酒造の杜氏
川端慎治さんです。

直接お会いするのは実は2回目なのですが
SNSのおかげさまか、
なぜか勝手に近しく感じさせていただいています。
今回、さらにいろんなお話が聴けました。

川端杜氏は
小樽市出身、小樽潮陵高校では、ラグビー三昧。
金沢の電気系の大学に入り、その男子寮で日本酒の洗礼を受け
アルバイトもすべて、日本料理店や日本酒に関連するところ。
そこで、人生を変えるお酒に出会い、
日本酒の道に入ることを決めます。

川端さんの杜氏修行の特徴は、
さまざまな経営形態、そして、全国各地の蔵を
経験されたことでしょうか。
その修行をしながら、北海道への思いは失わず
40代で北海道に帰ることを決めます。

そして、まず最初に、
金滴酒造との出逢いがあり、
吟風など道産酒造好適米で
美味しいお酒がつくりたいと挑戦をはじめ
札幌のこだわりの飲食店の人たちがその味に驚き、
そのお店のお客さんたちまでに広がる
川端杜氏のファンや応援団ができました。

その後、紆余曲折がありましたが、
現在は、地域創生蔵とも呼ばれる
上川大雪酒造で
川端さんがこだわり続けた
「テロワール」を意識しての酒造りに
ぶれずに取り組んでいます。

地域ごと、あるいは、農家さんごとのお米を混ぜずに
少量づつの酒造りにこだわった酒づくりは、
従来のマーケティングとは
一線を画しています。

また、農家対象のGGAPの勉強会を地域で開催し、
新たな経済循環の輪をつくろうともしている
杜氏という職人でありながら
ある意味で旧式な酒造りの世界の
新たな会社組織作りにも挑戦したいという
経営者の顔も感じました。

お話の後は、そのお米の特性にあわせて、
少量かつ丁寧に作ったお酒を、
たっぷりと試飲させていただきました。
しかも、「吟風」「彗星」「きたしずく」を飲み比べして、
お米の味によるお酒の変化を体感できました。
どこの誰のお米かわからないのではなく、
徹底して地域にこだわったお酒づくりは、
欧州のソムリエなどにも非常に高評価だそうです。

お酒のご注文はこちら〜。
http://kamikawa-taisetsu.co.jp/

ラベル、ネーミング、お酒そのものの造り方、
誰に届けたいか、など、
川端 慎治さんの持つ戦略性と、
天命とも言うべき出逢い、ご縁の話を聴きながら
ゾクゾクする思いでした。

なぜか最近、比布町、鷹栖町、東川町、中富良野町など
上川管内にご縁が深まっている私ですが、
日本遺産選定にいたるリーダーシップを含めて
上川大雪酒造のある上川町にも大注目です!

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