【活動報告】平成30年8月3日 百聞は一見に如かず〜中国視察最終日


昨日8月3日、中国視察の最終日には、
大慶市肇州県経済開発区に向かいました。
大慶市街からバスで1時間ほどかかります。

道路開発と街路樹植樹がセットになっているのか、
高速道路の脇にはポプラなどが列になっていました。

私たちは、まず、天木工業大麻科技開発有限公司の
中国の産業用ヘンプ=漢麻の品種の一つである
「火麻2号」の試験圃場に行きました。
栽培会社全体としては、2017年時点で、
約4000haで漢麻を栽培しているそうです。

私のお隣が田社長さんです。

天木工業としては、
生産から一次加工、二次加工、そして貿易も含めて
以下の6つの企業体が存在しているそうです。

写真はちょうど開花していた雄花です。
北海道で試験栽培していた南洋由来の品種より
1ヶ月早く開花しています。

①栽培会社
②収穫した茎から繊維を取り出す繊維加工会社
③黒色火薬原料となる麻茎を炭化する麻墨製造会社
④麻茎を食用キノコの培地とする菌糸会社。
⑤ヘンプ繊維から、糸や生地の販売を協働で行う事業。
⑥貿易会社

試験圃場を見た後、
広大な敷地に建設途中の加工工場におじゃましました。

天木工業は、2017年に設立しましたが、
資本金は約2000万元(約3億円)、
将来的には、約6万haを超える産業用ヘンプ基地を目指して
土地55万平方メートル、建物面積25万平方メートル、
総投資額13億円(195億元)を予定しているそうです。

完成時には、年間売上高321億円(21.4億元)、
県税収45億円(3億元)、2000人の雇用を見込んでいるとか。
ただし、中国でも工場などで働く労働者不足で
ラインを動かせない状況もあり、
当初予定より急いでオートメーション化を進めるとか。
中国でも北海道と同じ課題がありました。
こちらが、現在稼働中の繊維を取り出す
第一次加工の機械です。

オランダ、ドイツで見たものとの比較ですが、
かなり大きい印象。
ヨーロッパより丈の長いヘンプが育つようです。
これが6ラインあり、黒龍江省内の契約栽培の農家から
一括してヘンプを買い上げ、
加工、製品化、貿易も目指しています。

写真は自由でしたが、科学院とも連携して
特許を取った国産の機械であるとのことでした。

天木工業は、
2017年にハルビンで開催された漢麻国際会議の
主要スポンサーでもあり、
黒龍江省科学院とも連携して品種開発などにも
協力しているそうです。
下の写真は、展示室になります。

大慶市天木工業大麻科技開発有限公司の
ホームページは下記をご覧ください
http://www.tmhemp.com/home/index/index.html

ほんとうに、今回の旅でお会いした黒龍江省の皆さんは、
私の国家の体制から来る先入観をくつがえす
企業家精神旺盛な方々ばかりでした。
地球や人類の未来への貢献ということも
強調されていたのは印象的でした。

北海道においても、善い政治、善い経済の競争に参加して
どんどん切磋琢磨し、地球の未来にも貢献できる
北海道にしたい、そんな思いを強くしました。

そうそう、中国でお会いした皆さんのすすめで、
wechatにも登録しました。
翻訳機能もついているので、国境や言葉の壁を越えて、
ミッションでつながるネットワークがすぐできることも
実感しました。
来年の秋には、北海道でも
産業用ヘンプの世界会議ができたらと
盛り上がってお別れました。

今、この活動報告は、中国南方航空の
ハルビンから関西空港行きの機内で書いています。
Wifi環境ではないので投稿をアップするのは、
関西空港に到着後になると思いますが、
近くて遠い国とも言われる中国がとても近く感じた
今回の視察でした。
まさに、百聞は一見に如かず、でした。

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