94日目/1000日日記 ビジネス訳論語その31怨みを匿して其の人を友とするは、左丘明之を恥ず。丘も亦之を恥ず。


「怨みを匿して其の人を友とするは、左丘明之を恥ず。丘も亦之を恥ず。」
(うらみをかくしてそのひとをともとするは、さきゅうめいこれをはず。きゅうもまたこれをはず)

【ビジネス訳】
職場にいる憎い人間に対しては、ビジネスライクに
応対していきましょう。
愛想よく振る舞うことはありません。
それは自分を誤魔化すことであり、
調和を大切にしていないことなのです。

【用語解説】
怨:理不尽な行いをされて禍根のある状態
匿:かくすー蚕に与える桑の若葉を入れ物にびっしりしまいこむ意。
左丘明:孔子が認めていた優れた人物。
恥:体裁が悪く恥ずかしいと感じる。耳に赤く出る心の意

出典:ビジネス訳論語 安岡活学塾編

日本に流布している「道徳」「修身」というのは
どこか、窮屈で、形式主義で偽物のような印象があります。
しかし、論語に直に触れてみると
それが間違っていたと気づきます。

解説には、論語の思想について、こうあります。
「人間が感じる喜怒哀楽の感情と
こうあるべきのスタイルのバランスをとりながら、
周りと強調していくこと」

さらに、この章句について、解説から抜粋すると
「憎むべき相手なら憎んだままでいい。
嫌いなら嫌いでいい」
「良心が自然に感じた憎む心を必死に消したりする、
ましてや、自分の利得や都合を優先して
そんな相手にもかかわらず交流することこそ、
恥じるべき」
という教えだそうです。
胸がスッとし、楽になる気がします。

一方、こうも付け加えています。
こうした思いは、振る舞いには出さないことが大切であると。
機嫌をとったり、
愛想をふりまく必要は、まったくないですが、
今年はこうしたことも
頭において行動したいものです。

写真は昨夜におじゃました
お寿司一貫づつと日本酒を合わせるという
素敵な鮨と日本酒の会の資料です。
不思議ですが、いっしょに参加したみなさんと、
ちょうど、今日の章句に通じるようなお話があったように思い、
有難いです。
食べ物も人も、ほんとうに良いものを
受け入れていけるような暮らし方を
1日も早く取り戻したいです。


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