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女性が「休んだ日」が国を変えた ―映画『女性の休日』を観て思ったこと―

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女性が「休んだ日」が国を変えた―映画『女性の休日』を観て思ったこと―

こんにちは。

北海道議会議員の広田まゆみです。

札幌のミニシアター

シアターキノ

で、映画

女性の休日

がアンコール上映されています。(13日まで)

この映画を観て、胸が震えるような体験をしました。

国が止まった一日

1975年10月24日。

アイスランドの女性の 90%が仕事も家事もすべて休んだ 日があります。

女性たちは職場を離れ、家事も育児もしない。

つまり、社会を支えている「女性の労働」を一日止めたのです。

その結果どうなったか。

学校は閉鎖。

工場は止まり、銀行も回らない。

多くの男性が子どもを職場に連れて行き、社会は大混乱。

そこで初めて、多くの人が気づいたのです。

女性が社会を支えているという事実に。

この運動は、その後の政治参加や社会改革につながり、

今やアイスランドは世界経済フォーラム

ジェンダーギャップ指数

で長年世界1位を続ける国になりました。

小さな勇気が連帯になる瞬間

映画の中で、特に心を揺さぶられたエピソードがあります。

約20人の船の乗組員の中に、女性が3人いました。

海の上で働く彼女たちは、

陸で起きている女性たちのムーブメントを知り、

「私たちも休む」

と決断します。

男性中心の船の職場で、

その決断がどれほど勇気のいることだったか。

しかし、その小さな決断が、

全国の女性たちの連帯の一部になっていく。

その場面で、私は思わず涙が出ました。

「家の嫁」から「社会の嫁」へ?

日本では、2000年に

介護保険法

が成立しました。

娘や嫁が担ってきた介護を、

社会全体で支えようとする制度です。

多くの先輩たちの努力によって作られた、

本当に大切な制度です。

しかし25年がたった今、

こんな声も聞こえてきます。

「家の嫁から、社会の嫁になっただけではないか」

介護や保育の仕事の賃金や地位が、

なかなか上がらない。

そこには、日本社会に根強く残る

固定的な性別役割意識

があるのではないかと思うのです。

男性がその職場に入って初めて、

「この給料では家族を養えない」

と問題提起が起きる。

そんな構造を、私は何度も見てきました。

「広田まゆみ」として生きる

私はこれまで、

いわゆる「家族的責任」を担う人生を選びませんでした。

シングルです。

けれど正直に言うと、

女性であることよりも、

「広田まゆみ」であること

の方が大変でした。

この社会は、

「みんなと同じ」であることを強く求めます。

異端を嫌う社会です。

「嫌われる勇気」という言葉が流行ったことがありますが、

私には、あまり勇気は必要ありませんでした。

むしろ

嫌われてなんぼ

という感覚で生きてきました。

たぶん、幼い頃に

「空気を読まない」と決めたのだと思います。

それでも、連帯は力になる

そんなふうに生きてきた私ですが、

今日この映画を観て、

連帯

団結

という言葉の強さに、改めて胸を打たれました。

社会を変えるのは、

完璧な人ではありません。

一人ひとりの

小さな勇気です。

その勇気がつながったとき、

社会は動く。

1975年のアイスランドがそうだったように。

もしよかったら

この映画、ぜひ観てみてください。

きっと、

それぞれの人生の中での

「小さな一歩」

を考えるきっかけになると思います。

3月8日は、この映画を観た後に、

国際女性デーにちなんだ街頭活動でした。

こんな話をしましたよ。よかったらご覧ください。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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