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まず、書いてみました~たとえば、政治のこれから・・・

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【まず、書いてみました
~たとえば、政治のこれから・・・】

昨日1月17日
くらしの良品研究所の
土谷貞雄さんのお話を聞く機会に
恵まれました。
土谷さんからたくさんの
考えるキーワードや
実践の形をシェアしていただきました。
そのことは是非
土谷さんのコラムを
読んでいただければと思います。

土谷さんのたくさんのキーワードのなかで
私が、まず、
実践をはじめようと思ったのが
「書くこと」です。
政治の現場に立って
ここ6年の間、人と共感する、
問題意識を共有することを
どこか、心の奥の深いところで
ほんとうは
あきらめていたような気がします。
正しいことをしていれば
それでいいんだみたいな・・・

孤立と自立は違いますよね。

国内の政治情勢だけではなく
世界、地球の状況も
厳しい現状のなかで
1人では決して解決できない
さまざまな課題が山積ですが
ある意味で、もう一度
地域のことを考えたり
人間の幸せってなんだろうって
みんなで考え、
未来をデザインしなおす
大切なチャンスなのに
これまでの政治家は
問いかけが苦手です。

政治家に求められてきたものは
たぶん、常に「答」ですが、
その「答」って、どこにあるのか
あるいは、
その解決の主人公は
ほんとうは誰のはずなのか。
私は、
地域に住む一人ひとりの
市民が解決の主人公であり
その問題を抱えている人自身が
答えを持っていると考えています。
しかし、
そう考えると
議員のすべき仕事
議会のあり方も
今、
地域のみなさんが期待する議員像とは
もしかすると
かけ離れたところで
私はがんばろうとしているかもしれません。

「雪で車が通れない」
「家の前の公園の落ち葉がひどい」
「道路に猫の死骸が・・・」などなど
除雪の問題は深刻なので
いっしょにはできないかもしれませんが
実際にあった
行政に対応を求める
要望の事例です。
これは、極端な事例ですが、
孤立死、子どものいじめ
不景気、就職難・・・。
複雑で多様な問題が地域に
山積しています。
行政や、議員が問題解決の
主人公であるうちは
たぶん、問題は問題のままで
あり続けるのではないでしょうか。

本来、問題解決の主人公である
地域に住む一人一人の市民が
力を発揮できるために
情報公開の体制はどうあるべきか、
教育はどうあるべきか。
議会は、議員はどうあるべきか
そういう問いかけを
私自身は発し続けたいし
それを
議会内部の人と話し合うのではなく
市民のみなさんといっしょに話し合い
そもそも、政治って何なんだということも
ゼロから問い直したい、
それを発信するのも
これからの議員の仕事なのかなと
思います。
そんなことばかりしていたら
選挙に落選しそうですが・・・

さて、私が選択した民主党は
「市民が主役の民主党」という
スローガンを掲げて結党しました。
民主党員のうち、どれくらいの人と
問題意識が共有できるか
正直、自信はないのですが
「市民が主役」という言葉には
政策決定の参加のデザインや
プロセスの変革が大前提であるというのが
私のなかでは常識です。
残念ながら
民主党が政権を担っていた時期も
一定の成果はありましたが
政党間の権力交代があっただけで
そもそもの政策決定の
参加のデザインや
プロセスの問い直しはなく
既存の団体、業界を
いわばお得意様として考える状況は
少なくとも、道議会・道庁においては
変化がありませんでした。
私には、
民主党の地方議員として
市民が主役という言葉を
具現化するような
政策決定のデザインや
プロセスの変更に
具体的にチャレンジする
使命があると考えています。
小さなところから言えば
既存の審議会のあり方や
委員の選考基準などを
改めて見直してみることも
はじめたいと思います。
(ちょっとチェック型で
夢がありませんが・・・)

これからの政治っていったい
どうあるべきなのか
これからも試行錯誤を続けながら
まずは小さな実践を
さまざまな分野で
一つづつ積み重ねていきたいと
思います。
しかし、間違いなく
答えは当事者のみなさんが
一番持っている
その実感を
当事者のみなさんとも
行政のみなさんとも
共有していけたら
嬉しいです。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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