【ひろまるエッセイ】1月4日 じいちゃんの思い出
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今日の午前中は、
乳児院ボランティアからスタート。
乳児院は中央バスさんの営業所のすぐ近く
そこからバスに揺られて
大好きなシナモントーストと
カフェオレが今日のランチです。
お隣に白髪の小柄な素敵なおばあさんと
お孫さん。
ちょっとぎこちない雰囲気。
昨年父が亡くなって
父のことはもちろんですが、
祖父や祖母のことを思い出すことが増えました。
もちろん、いろんなことがありましたが、
亡くなってしまうと良いことしか
ほんとうに思い出さないんですね。
お隣のおばあちゃんとお孫さんを見ていて
私の祖父が私が大学に合格した時に
函館のある市場を一軒一軒歩いて、
「これ孫、今回、大学合格したんだわ」
と、私を連れ回したときの
居心地悪いくすぐったさを
懐かしく思い出しました。
実はうちのじいちゃんは、
とっても難しい人で
私も2、3歳の時にひどく殴られたりしました。
お金も家族のためには使わない人だったらしく
祖母は、いかのし工場を運営しながら
苦労したらしい、です。
その大学合格の市場引き回しの刑の後、
じいちゃんにラーメンをご馳走になって
お土産の西瓜をぶら下げて帰った時に、
ばあちゃんはじめ、
みんなの驚いた顔。顔。顔。
じいちゃんが人にご馳走するとか
孫を連れて歩くとか想像できなかったそうです。
不器用で、不義理な孫で
じいちゃんが病院で亡くなる時も
何もできなかったけど
あんなに喜んでもらえたことは
懐かしいあたたかい思い出です。
おじいちゃん、ありがとう。
すべての子どもたちに
あたたかい思い出が1つでも2つでも
増えますように。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今年から、活動報告、道議会報告の他に
こうしたエッセイも
不定期ですが公式サイトにアップしていこうかと
思います。
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この記事の投稿者
広田まゆみ
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。