【活動報告】平成30年8月19日 チプサンケ(舟おろしの儀式) in 平取


18日の前夜祭に引き続き
19日のチプサンケ本祭に参加させていただきました。
当日のスケジュールは次のとおりでした。

まず、チプサンケ本祭に合わせて行われている
アイヌの風習にのっとった縁結びの儀式です。
沙流川の自然の中でできた1つの石が割れて
対として祀られているものです。
萱野茂資料館の前に祀られており、
萱野館長からお話がありました。

次に儀式がはじまりますが、
素敵なのは、若い世代が担当することです。
見ている地域の方たちが、
上手になったとか、嬉しそうに会話している声にも
ほのぼのしました。

来賓の方の祈りが終わった後は、参列した全ての人が、アイヌ式の参拝を教えていただきながら、お参りします。

私も参加させていただきました。感謝。効果のほどは、乞うご期待です。

その後、チプサンケのためのカムイノミがありましたが、ポロチセに入りきれない混雑ぶりで、後ろから撮影だけさせていただきました。

そして、いよいよチプサンケです。チプサンケとは舟おろしの儀式のことで、進水式のような意味だそうです。私の勝手な感傷かもしれませんが、当時とは、この川の風景も護岸工事含めて変わっており、重機によって運搬し川面に下ろすしかないのでしょう。そのことに、少し心苦しさを感じました。

とはいえ、私も含めて、参加者の皆さんは、海外も含めた観光客。多少ラフティング感覚は否めません。

 

乗船する参加者は、誓約書に署名した上、ヘルメットなど完全防備。基本は、一本の木を切り抜いた手作りの丸木舟なので、水が入ってきたり、転覆することもあるとのこと。可能な限りの準備をして待ちました。

次々と丸木舟が搬入される中、一艘、趣が異なる船が。この船は絶対転覆しないだろうと教えていただき私はこの船に乗りました。

舟の搬入が終わったところで、やはり、カムイノミです。ここでも、自然な形で若い世代に風習を受け継ぐ姿に感動します。

そして、いよいよ乗船。5分ほどでしたが、沙流川を下りチプサンケ初体験は終了しました。

昔は、チプサンケは、8月20日と決まっていたが、
人の集まりやすい時を考慮し、
今は、だいたい20日前後の日曜日を選ぶようになったそうです。

アイヌ博物館からのバスの送迎なども含めて、
現地の関係者の皆さんの準備や運営の大変さを思うと
持続可能なのか、地域の皆さんにとっても過度な負担になっていないか
心配になりました。


実は、この原稿は、阿寒で書いています。
これからアイヌ文化振興に関して
地域の皆さんと意見交換会が予定されています。
阿寒に来る前に、
二風谷のコミュニティの雰囲気を
見に行けてよかったです。

お声がけしてくださったシケレベ農場の貝澤太一さんに
改めて感謝します。ありがとうございます。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
よかったら、是非、下のボタンを押して応援してくださいね。


アーカイブ