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誰かの支えに~第9回ローカルマニフェスト大賞

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昨日の8月末で、第9回ローカルマニフェスト大賞への応募が締め切られた。おそらく、例年通り、1000件を越える政策や成果、マニフェストの検証状況などが、提出されているはずだ。
このローカルマニフェスト運動は、元三重県知事の北川正恭さんの提唱でスタートした。【「お願い」から「約束」へ】【善政競争】など、いくつかのキーワードがある。北川先生からは、議員本来の役割とは何か、厳しく指摘されていた。
幸いなことに、1期目は議員提案という形で、北海道障がい者条例や、地球温暖化防止対策条例を策定するプロジェクトに参画し、このマニフェスト対象でも優秀賞をいただいたこともある。
しかし、2期目に関しては、正直、議会改革という意味ではあきらめて、政治の信頼回復や政治家としての責任を果たすために、質問の力を高めるための北海道 自治立志塾や、現場実践を直接学び、専門家らヒヤリングを受けるなど個人の力量をアップすることに集中してきた。そして、私自身が民主主義の基本としてい る、政策の発生源、政策のスタートを透明公開でだなたでもアクセスできること、その人が出した声が、どのように道議会の中で提案されて、どのように形にな るのかならないのか、簡単なことではないが、それが地域の中で見える仕組みをつくるよう努力をしてきた。一方で、議会として、会派として成果を上げること を怠ってきたことを率直に反省するできごとがあった。
今年から参加したドラッカーの読書会のなかで、組織、成果、貢献というキーワードを学び直すなかで、私のいたらなさを反省していたところだったが、今期については、時すでに遅しだ。

実は、私は、前述の北海道自治立志塾の塾長でもある前恵庭市長の中島こうせいさんのご縁で、ローカルマニフェスト推進議員連盟に参加させていただき、全国 の先進事例に学びながら、議会改革について、努力してきた。そんななか、中央の民主党の政権交代の中で、いわゆるマニフェストサイクルをまわして、善政競 争をするという地方からスタートし、着実に成果を上げてきたこと、マニフェストという言葉までが否定をされるようになり、それでも今回9回目を迎えたこと は、私は、ここ2年ほど、ほとんどお手伝いはできていないが、実行委員の皆さんの力だと思う。
議会、組織全体の力を力をあげることに、私自身の心のモチベーションや優先順位がどうしても高まらないなかで、今回のマニフェスト大賞は、地方議会議員の 不祥事が相次ぎ、その厳しい環境の中で、別の意味で注目を集め、当たり前のことだが、しっかり仕事をしている地方議会、地方議員に光があたるようにという 意義が増した大会でもあった。
11月に発表があるが、改めて、全国の素晴らしい事例、実践に学びたい。と同時に、次の選挙では、組織としての改革に貢献してこなかったことも含めて道民のみなさんの審判を受けることになるのだろう。
時間を取り戻すことはできないので、1日1日、今、私にできることで努力するしかない。しばらく辛い日々が続く…。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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