【ひろまる日記 No.181 ドラッカー365の金言 管理から提携へ】
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昨日に引き続き、まだ、私自身が読んでいない
ネクスト・ソサイエティ からの引用が続く。
上田惇生先生のドラッカー入門によると
ネクストソサエティについて
「いよいよ社会が経済を変える時代が来た。
そのネクストソサイエティとは、いかなる社会か
それはいかに経済と経営を変えるかを示した。
本書は、日本のために書かれたというほどに説得力がある。
本書からドラッカーを読み始めたという人は多い」
と解説されている。
さて、365の金言に戻る。
(以下 ドラッカー365の金言から転載)
すべてを傘下に入れるという一体化の公理が陳腐化した。
原因は2つあった。
第一に知識が専門化した。高価となり、
自らすべてを賄うことが不可能になった。
時折しか使わない知識は急速に劣化する。
第二に、インターネットネットとeメールのおかげで、
コミュニケーション・コストが安くなった。
その結果、提携が成果をあげる組織方法となった。
あらゆる種類の事業活動がそうなった。
IT関連業務のアウトソーシングの一般化は、
そのはしりにすぎない。
(以上 転載終わり)
ドラッカーは私が読んだこれまでの著作では、
ポスト資本主義社会をあらわすものとして
知識社会と組織社会という言葉を使っている。
知識は、他者に貢献してはじめて活かされる。
ほとんどすべての人が
自分だけでは成果をあげることはできない。
ドラッカーは、知識について次のように言っている。
「知識とは、情報を仕事や成果に結びつける能力である」
「知識とは、個人や組織が何らかの成果をもたらすような行動を可能にし
何かあるいは誰かを変えるものである」
アウトソーシングについて
私は否定的にとらえることが多かったし、
事実、効率やコストを重視したアウトソーシングが
多かったのだと思うが、
成果や新たな価値を生み出すアウトソーシングの可能性も
考えていかねばならないのかもしれない。
この記事の投稿者
広田まゆみ
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。