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【ひろまる日記 No.191 4月15日 企業の目的は顧客の創造】

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現代の経営は、1954年のドラッカーの著作である。
ドラッカーは、もともと
人々に、意識改革と実践・行動を促すことを意図して
すべての著作を世に送り出していたようだ。

ドラッカーは
少年時代に第一次世界大戦を目撃。
そして、最初に就職した会社が、世界大恐慌で倒産。
混沌として、これまでの価値観が揺らぐ社会の中で
たくみに、人々に「位置と役割」を与えたヒトラーが台頭していく時代、
その「社会」の現状を目の当たりにする。
二度とこうした権力の暴走、専横を許さないために
機能する社会が必要であり
機能する組織が必要であると考え
当時、あらわれはじめた「企業」に着目し
成功した企業を観察し、マネジメントを体系化した。

企業の目的は利益ではない。
利益は、未来へのリスクに対応するために重要だが
目的ではない。
社会サービスを提供して顧客を創造することが
企業の目的なのだ。
現在のマーケティングの世界では
もはや陳腐化した常識なのかもしれないが
ドラッカーの場合は、それは、「哲学」だったのではないだろうか?

企業とは何かを理解するには、
企業の目的から考えなければならない。
企業の目的は、それぞれの企業の外にある。
企業は社会の機関であり、
目的は社会にある。
したがって、企業の目的として有効な定義は一つしかない。
顧客の創造である。

If we want to know what is business is
we have to start with its purpose.
And its purpose must lie in society
since a business itself.
In fact,it must lie in society
since a business enterprise is an organ of society.
There is only one valid definition of business purpose
:to create a customer.

(現代の経営より)

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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