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【活動報告 5月25日 日本スウェーデン国交150周年に何ができるか】

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5月25日 マグヌス・ローバック駐日スウェーデン大使をお迎えし、
日本とスウェーデンの国交樹立150年を記念に
何ができるのかを考えるワークショップが開催された。
北海道においては、当別町にある
スウェーデン交流センターを中心に
民間の草の根の外交が積み重ねられてきた。
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私も、そのご縁で、昨年の10月に
スウェーデンのアウトドア教育を学びに現地に行き
今年の3月にスウェーデンのリンチョーピング大学の
シェパンスキー先生をお招きして講演会を開催し
そのご縁で参加させていただいた。
次の日程の関係でジーンズ着物で
おじゃました。

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マグヌス・ローバック大使のお話は
とてもパワフルで示唆に富んだ内容でした。
まず、日本とスウェーデンの類似点を
「コンセンサス」を重視すること
そして、「ユニーク」であると認識していることだと話された。

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スウェーデンは、アメリカへの移民などで
人口の3分の1が外に出て、
ヨーロッパを中心にしながら、そして、
近年はヨーロッパ外からも多くの異なる人種、文化、宗教を
急激に受け入れざるをえなかったこと。
それは発展の活力であり、同時に
最近は、外国人排斥を訴える政党が支持を集めたり
課題にも直面している。

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さらに、スウェーデンの国家としての変わらぬ方向性として
5つあげられた。
? 強い市場主義社会への志向を土台としつつ、
両輪としての総合的な福祉制度を重要とすること。
?性別や、性的嗜好にかかわらず全ての人の権利を保障し、
どう労働の役割を果たすかを保障すること。
?表現の自由ーとても繊細に大切にしてきた
?地球環境、環境保全に対する強い当事者意識、責任
?政治システム ? 比例代表制
※フロアからの質問に答えての補足でしたが
徹底した政党、政策選挙で
地域への利益誘導による個々の政治家を選ぶことを
よしとしない。

会場からは、ある種のため息がもれていた。
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さて、大使の講演の後は、2018年に何ができるかを
「答」ではなく「質問」によって
ともに考えるワークショップ。
ファシリテーターは、スウェーデンの視察でも
ひとかたならぬお世話になった
川崎一彦東海大学名誉教授。

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私は、少し早めに
次の日程のため、会場を後にしたのだが、
ローバック大使にご挨拶し、
キーワードとしてアウトドア教育について
お話できたことをきっかけに、2018年までに
次の段階に進んでいきたい。

それにしても、
現在の北海道庁の
ある意味で、ヨーロッパ・北欧軽視の
国際交流政策は非常に残念である。

スウェーデンとのご縁は
今後も大事にし
北海道の未来につなげていきたい。

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※文中の写真は、スウェーデン交流センターさんが
アップされた写真をお借りしました。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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