【活動報告】11月4日 北海道命名150年に向けた私設博物館等調査(函館市・七飯町編)
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11月4日は、函館市青函連絡船記念館摩周丸から
スタート。
実際に最後の青函連絡船まで
一等航海士として勤務されていた佐藤さんのガイドで
青函連絡船の歴史について学びました。
戦争や、洞爺丸台風などの悲劇を
乗り越えてきた青函連絡船の歴史が
改めて、重くリアルに感じられます。
洞爺丸台風の悲劇が
その後の青函トンネルや、新幹線にも続く
ターニングポイントだったかもしれません。
ガイドの役割は重要ですね。
私が修学旅行で連絡船に乗った当時と
函館は駅も港も様変わりしています。
しかし、実際に使われていた物や資料を
実際に現場にいた方に解説いただくと、
わざわざ、短い乗り継ぎの間に
連絡船と駅を結ぶ通路まで
会いに来てくれた祖母のことなど
いろんな思い出がよみがえってきました。
現在は、函館市から
NPO法人が委託を受けて運営しているとのこと。
是非、時間があったら
事前予約制ですがガイドを
お願いしてみてはいかがでしょうか。
次に、私の午後からの日程の関係で
七飯町に走ります。
まず、おじゃましたのが、七飯町の
昆布ミュージアム北海道昆布館です。
食文化としての昆布の歴史と
北海道の位置づけ、
さらに、国内、道内のそれぞれの昆布の特徴など
学芸員さんが関わっているだけあって、
わかりやすく展示してあります。
昆布について学ぶと
すぐ出口から試食コーナーがあり、
昔ながらの昆布製品だけではなく
若い世代や外国人の方にとっても
多種多様な使いやすい
昆布の加工品が販売されていて、
私も、ついつい気持ちよく購入してしまいました。
こちらの昆布ミュージアムは
ヤマトタカハシさんという福井県の会社さんが
オーナーということですが、
戦略的だなと思います。
是非、北海道の食文化の発信に取り入れたい視点です。
さて、次におじゃましたのが
同じく七飯町の「SL夢ギャラリーポッポ爺」さん。
オーナーの塚平茂さんは、
SLの写真撮影で全国を回る中で
北海道に魅せられ、
大沼のほとりにギャラリーを作られました。
ギャラリーには、
ご自身の撮影されたSLの写真をはじめ、
新幹線も含めて、鉄道に所縁のあるグッズを
集められています。
ジオラマもそうですが、
もともとデザインの仕事をされていた
塚平さん。
手作りのもの、親しくなった関係者から譲り受けたもの、
そして購入されたとても高価なもの、
それらがガラスケースに
丁寧に展示されています。
トワイライトエクスプレスの
コーヒーカップで珈琲をいただきながら、
このコレクションのこれからを心配する
ポツリともらされたオーナーの言葉が
心に残りました。
私設博物館等に共通な課題でもあります。
本日は、午前中で訪問調査を終了し、
午後から「森のようちえん全国フォーラム」へ。
博物館等調査は、6日から再開ですので、
またご報告します。
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この記事の投稿者
広田まゆみ
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。