【活動報告】11月10日~11日 人を惹きつける磁力としての文化資本③~木造アパートから最小文化複合施設へ(谷中・HAGISO)
schedule
folder ひろまる日記
11月11日ー11というのは私にとって意味のある数字。
さて、そんな日に私がおじゃましたのは
谷中のHAGISO。
元は萩荘という木造住宅をリノベーションし、
2013年にオープンしたスペースです。
1階はお洒落なカフェ。
2階はショップとホテルのレセプションになっています。
私がここ谷中に来た目的はこのHAGISOから
2分ほど離れたところにあるhanareというこれも
古い民家をリノベーションした小さなホテルを体験するため。
実は、昨年、イタリアで
アルベルゴディフーゾという地域分散型のホテルを
体験してきて、とくに、北海道で取り入れたいと思っていたのですが
すでに、谷中で実践がされていたんですね。
ホテルと言っても別棟ですから
チェックインした後
スタッフの方から、まちの情報などについて聞きながらまちなかを通ってお部屋まで
案内されるしくみ。
マップも裏表で
昼夜のバージョンがあり、
ご近所の銭湯のご案内と
入浴券もついており
私としては、感激でした。
※共用ですが、しっかりしたシャワールームは完備。
いわゆる日本のこれまでの観光地のように
宿泊施設が全てを囲い込むのではなく
地域一体がまるごとホテルのような
感覚です。
朝食も
レセプションのある「HAGISO」さんの
カフェでいただきますが
旅する朝食と題して、
今月は福井県のこだわりの
朝ご飯でした。
分量もちょうど良いです。
こちらの「HAGISO」さんの強みは
東京藝術大学の学生さんたちのネットワークもあり
そのデザインや建築設計の専門家が
しっかり関わっていることでしょうか?
また、私は残念ながら
天候や、前後の日程の関係でまち歩きが
できなかったのですが
「谷根千」という地域雑誌など
何気ないまち文化を大切にする気風が
土台にあったのかもしれないと推察しました。
ちょうど、11月22日に
奇しくも私が、今回、空き家の活用や
民泊のルールづくりに着目しなおしたきっかけである
アルベルゴディフーゾ協会のジャンカルロダッラーラ会長が
この谷中にいらっしゃると聞き、
もう一度、こちらに来る予定にしています。
不思議な巡りあわせです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
応援してくださる方は
下のボタンをどうぞ、ポチッと押してくださいね。
この記事の投稿者
広田まゆみ
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。