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173日目/1000日日記 『簡単にあきらめない』

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「譬えば山を爲るが如し。
未だ一簣を成さざるも、止むは吾が止むなり。
譬えば地を平らかにするが如し。
一簣を覆すと雖も、進むは吾が往くなり。」

【訳】
たとえば土盛りをして山をつくるようなことです。
あと、かご一杯の土盛りで山が完成するというのに
完成できないのは、
あと、かご一杯を盛ることを自分でやめたからです。
たとえば、でこぼこの土地をならすようなことです、
かご一杯の土をまいたことで
平らになっていくのは、
自ら進んで行ったからなのです。

出典:リーダーを支える論語入門 青柳浩明著

この章句は、
最後まで頑張るのもやめてしまうのも
すべてあなたの責任ですよ、という厳しい教えです。

いろいろな事情はあっても
あきらめる判断をしたのは、あなたなのです。

あきらめで中止したときのデメリットを
解説では、3つあげています。
1つ目は、信用を失うこと。
2つ目は、苦労が徒労に終わり、自分への信頼・自信をなくすこと。
3つ目は、やめることが習慣化すること。

私自身、20代は道庁職員として、福祉や労働運動の現場で
30代は、農村で地域・NPO活動の現場で
そして、40代は、政治の現場で、活動してきました。

ちょうど、これからの50代、60代を
引き続き、政治の現場でおくるべきなのか
少し迷いはじめていました。

何のために私は、かご一杯の土を盛るのか
ほんとうに盛るべき場所に土を盛っているのか、
そうした問いかけが、
逃避や単なるクセなのか、
必要なことなのか、
それを判断するのも私自身なのだなーとしみじみ。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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