活動報告
【活動報告 8月27日】グリーンシード21研修会 地域再生のカギは企業家精神と「共生」
2016年8月28日
今日はグリーンシード21の皆さんと
当別町で研修です。
グリーンシード21とは、
地域の活性化を願う若手市町村議会議員を中心とした仲間が集い、
全道のネットワークをつくりながら、
自らの向上と21世紀を見据えた「新しい政治文化づくり」を
目指すことを目的として1995年に発足した団体です。
まず、最初におじゃましたのが、
スウェーデンヒルズです。
別荘地のイメージがありますが、
東京ドーム64個分の敷地に
建築協定を結びながら
民の力で、
自律したまちづくりに努力しています。
成り立ちをうかがうと
日野原教授の高齢社会を展望したコンセプトと
医療問題の視察で訪れた北欧で
たまたま出逢ったスウェーデンハウス、
輸出を増やしたいスウェーデン国家のプランなど
さまざまな機会も重なり
スウェーデンヒルズが誕生したそうです。
スウェーデンヒルズが
これまでの当別町の顔だとすると
新しい当別の顔とされるのは
社会福祉法人ゆうゆうさんです。
今日はその運営するレストランに
おじゃましました。
新鮮な野菜のランチを活かし、
繊細な味つけの
美味しいランチをいただいた後、
宮司正毅 当別町長の
企業家としての人生から
当別町の可能性溢れるビジョンを
講演いただきました。
リーダーシップについて
変革には通常のマネジメントとは
違う力が必要。
リーダーが、満足を打破し
組織を目覚めさせることが
変革の第一歩だという
強いメッセージが印象的でした。
町長が経験の深いアフリカにおいても、
IMFと対峙をして自立の気概を持った
ボツワナやエチオピアなどの国が
発展しているお話も
興味深くうかがいました。
次に共生の地域社会を創ると題し
社会福祉法人ゆうゆう理事長の
大原裕介さんです。
10年前に北海道医療大学生在学時に
空き店舗を活用した
レスパイトサービスの創設をし
多様な問題があったが、
障がい児者の社会的支援が不足していることから
当事者のニーズに寄り添う形で
社会的起業をしていきました。
そのためにつくったサービスが
実は、高齢者介護や、
不登校やいわゆるひきこもりと言われる人たちの支援や
あらゆることにユニバーサルに対応することが
実感だそうだ。
従来の「福祉」の枠では語れない
あるいは、当事者が制度の枠の中で
生かされている状態ではなく、
生きづらさ、暮らしづらさを抱えた人たちのために、
「福祉」の現場で働こうと考える人たちのために、
魅力ある建物やサービスをつくり、
生活をデザインし、演出するのが仕事だと話されていた。
素晴らしいの一語に尽きる。
当別町を拠点に
東京やタイにも活動が広がっている。
福祉の分野の
イノベーションかもしれない。
大原さんの活動に注目し、応援し、
そして、北海道のなかで
どのように実践と共生の輪を拡げていくべきか
考えていきたい。
長文を最後まで読んでくださって
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