活動報告
【活動報告】11月9日~10日 人を惹きつける磁力としての文化資本 ② 倉敷有鄰庵に行ってきました。
2016年11月15日
11月10日は、先日十勝で講演を拝聴した
中村功芳さんが創業した有鄰庵に行ってきました。
全国を飛び回っている中村さんご本人とも
まちづくりや、観光についても
意見交換できたことは幸いです。
ありがとうございました。
有鄰庵は倉敷の美観地区の中にあります。
行列ができる幸せプリンや、
美味しい卵かけご飯、
地域の銭湯などを楽しんで、
一味違う倉敷のまちを楽しむこともできます。
さらに、この有鄰庵の強みの本質は、
まさに「人がごちそう」ということ。
カフェや、ゲストハウスなどに
新しい働き方や、生き方を模索する若い人たちが
集まってきていました。
歴史的建造物の保全や
空き家の活用には、
法制度整備も含めたハード面の課題も大きいですが、
人材育成、ソフト面を重視したいと
中村さんは繰り返しお話しされていました。
中村さんは
現在は、有鄰庵の運営は直接かかわらず
ゲストハウスの開業塾などにも、
力を入れているそうですよ。
実際に地域から講演依頼があった時には、
確実に成功することは保障はできないが、
少なくとも失敗を少なくすることのできる
いくつかの条件を、地域にあわせて
明確にすることも大事にしているそうです。
北海道にもお越しいただきたいですね。
また、有鄰庵は、
大原美術館のすぐ前にあります。
大原孫一郎、総一郎という
素晴らしい企業家が後世に遺したものが
有鄰庵創業のかたちにも
つながっているように感じました。
岡山空港には、
千歳から直行便が飛んでいることもあり、
また行きたいまちですし、
是非、北海道にも
たくさん来ていただければと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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