活動報告
【活動報告】11月14日 2018年北海道命名150年にむけて 私設博物館等調査 札幌・旭川編
2016年11月18日
11月14日は、
札幌市・千歳鶴酒ミュージアム
旭川市・男山「酒造り資料館」と
旭川市浴場組合の120周年の記念展示を
拝見してきました。
最初にうかがったのは
千歳鶴酒ミュージアムさん。
店舗の中にさりげなく展示があるので
気軽に立ち寄れそうですね。
もちろん、試飲なども可能です。
JRで旭川へ。
ランチは、おかだ紅雪邸(旧岡田邸)で
お蕎麦をいただきました。
ドラッカーつながりで
ふと思い立っておじゃましたのですが、
奇しくもこちらは
「北の誉」さん、つまり、お酒に
所縁ある建造物でした。
次におじゃましたのが
男山「酒造り資料館」。
実は数年前にもおじゃましているのですが
外国からのお客様に対応して
進化しているのに驚きました。
そもそも、この資料館は
本州志向が強かった道内市場に
「男山」の歴史を
裏づけとして、知ってもらおうという
3代目社長の思いからスタートされたそうですよ。
その思いが、2階、3階と続く
展示場に溢れていました。
江戸時代の浮世絵にも
男山が描かれてました。
男山の過去、現在(お酒の仕込み風景が
ガラス向こうに見学できます)、そして、未来が見えるような
そんな「館」にホッとしました。
最後に、旭川市で開催中であった
浴場組合の120周年の記念展示を拝見。
札幌市では、毎年毎年、閉湯が続いていますが、
旭川市では、3年ほど前を最後に
閉湯はないそうです。
これまでの決算書類を中心に
議事録なども全て保存されていて
当時の世相や旭川の状況を知る
貴重な資料になりそうです。
今後は、こうした資料の価値の判断や
散逸を防ぐための相談窓口を明確にすることも
必要であるという認識に立ちながら
調査を継続します。