活動報告
【活動報告】11月17~18日 2018年北海道命名150年にむけて 私設博物館等調査 釧路編
2016年11月23日
11月17日?18日は釧路市内の
私設博物館等を中心にまわりました。
○鳥取百年館
○旧太平洋炭礦「炭鉱展示館」
○釧路市立博物館などです。
17日は、まず初めに
鳥取神社の中にある
鳥取県士族移住の歴史資料が
保存されている鳥取百年館に
おじゃましました。
それぞれの生活用品に
寄贈された方のお名前が
しっかり記されているのも印象的。
日本全国各地から
北海道に入植された苦労を
大切に伝えられていることが
すばらしいですね。
地域に行けば行くほど
知らない北海道のはじまりの歴史があり
先人の苦労があります。
次におじゃましたのが
炭鉱展示館です。
炭鉱OBの方が解説してくれます。
次に公設ですが、
釧路市立博物館へ。
この博物館は、もともとは、片岡新助さんという
個人の蒐集家の努力からスタートしたそうです。
道内の私設博物館等を回ると
世代交代、承継がうまくいくかどうかによって
貴重な資料が存続するかどうかが分かれるように思います。
自治体ごとに温度差があるなかで
道として、何をできるのかも重要かもしれませんね。
ちょうど今年で80周年。
特別展や面白いグッズなど
創意工夫ある取り組みを
されているようです。
釧路に多い毛綱毅曠さんの
設計の建物も
特徴的ではありました。
特別展もされていましたが
北海道の歴史と「鉄道」の
役割は大きいものがあります。
近代化と早さ、効率を追求する社会のなかで
失われたもの・・・
これからの150年に向けて
交通ネットワークをどうするのか。
新たな議論が必要でしょう。
釧路市立美術館におじゃましたあと
釧路港文館で啄木にまつわる資料も拝見。
最後は、
経営者の方にはご多忙で
お話聞けず残念でしたが、
釧路市内何カ所かで展開されている
なつかし館さんなどにおじゃまして
17日の日程を終了しました。
18日の午前中は
道立釧路芸術館にて、駆け足ですが
道立近代美術館のコレクション展を拝見して
充実したほっとしたような気持ちで
弟子屈に向かいました。
釧路は、
文化施設もたくさん。
こだわりの建築物も多く、
さらに、啄木、そば、マンホールなどなど。
まち歩きのマップや道しるべもたくさんあり
いわゆる宝物の宝庫でした。
あまりにも宝物が多すぎて
印象が薄くなってしまうのかもしれません。
もっともっと素敵になれるまちですね。
また、おじゃまします。