活動報告
ローカルマニフェスト大賞優秀成果賞 受賞!!
2010年10月6日
本年4月から本格施行された
北海道障がい者の権利条例が
ローカルマニフェスト大賞の優秀成果賞を受賞した。
何かと評判の悪い北海道議会だけに
非常にうれしい。
あわせて北海道からは、
札幌市議会が4本の条例提案と政策実現で
上村有史旭川市議も
優秀コミュニケーション賞を受賞している。
11月5日が東京で表彰式だ。
2000件を越える応募からノミネートされた
地方議会や地方議員が全国から集まる。
おそらく北海道議会の障がい者条例が
評価されたのは、
各党が切磋琢磨、善政競争をしながら
四党が共同提案したことも
評価されているのではないか。
各党が競争して、道民のために議会改革や
会派マニフェストに邁進する
きっかけになったら幸いだ。
おそらく明日は予算特別委員会の
知事の総括質疑が終わり、
道議会の議員定数の問題が詰めにはいるのであろう。
地方議会の存在意義が問われている厳しい現実が
残念ながら共通認識にならない。
2減か3減かの問題ではなく
その決定方法が道民にとって理解できるものかどうか
ルールなどが適正で透明化が問われているのだと
私は思う。
当事者(削減対象の地域の)、仲間を守る意識がないと、
議員総会でも私は指摘をいただいたが
議会は議員のものではない。市民のものだ。
当事者は、私にとっては、地域の住民だ。
民主会派においては
前期の「申し送り事項」に基づいて
該当地域の議員=当事者で定数問題のプロジェクトが設置され
そこで、この間議論がされてきた。
当事者性を重視するなら、この時点でむしろ地域住民に開かれた
公開協議の場を設けるべきだったのだと
1期目の貴重な教訓だ。
いずれにせよ、今回も、
内部の「申し送り事項」として、
第三者機関の設置や、
札幌市の道議会議員の定数減等に関しての
公職選挙法改正のための働きかけや
道州制特区の提案などについて
記載されるようだが
1期目の経験から言えば、可能であれば、
前倒しで、道議会改革のための第三者機関設置、
もしくは、そのめどをつけること。
少なくとも、各会派がマニフェストのような形で
道民のみなさんとお約束をして
内向きの申し送りから外向きの約束にしない限り
私としては納得がいかないし、
道議会議員として、また、道民の代表として
厳しく行政をチェックしてきたものとして恥ずかしい。
いずれにしても、相変わらず不器用だが、
私は道民のみなさんに恥ずかしくない判断をしたい。