活動報告

道議会議員の海外視察

2010年9月21日

9月27日(月)18:30~かでる2・7で
第2回議会改革セミナーを開催する。

この時期に、新聞紙上で
任期半年になってから議員の海外視察の
是非について話題になっているのは
非常に残念だ。

私は公費による海外視察を
すべて否定するものではないが
議員の意識改革が必要だし、
その方法に抜本的な見直しが
必要だ。
例えば、公費である以上
現在の議員のみの海外視察も
抜本的に見直しが必要ではないか。
議長の下に、議会基本条例に基づいて
道民参加の条例提案の検討会を設置し
通訳や現地コーディネートは公費で
旅費等には、道民・議員双方に若干の助成をし、
道民参加で視察を行い
その報告会などもしっかり行う。

そうした見直しも
道民参加の道議会改革検討協議会(仮称)で
検討するべきだ。

たしか、白老町の職員研修で
町民参加で行い、
報告書も町民が作成するなどの
方法で実施した事例があったはずだ。
(※海外研修ではない)

海外の視察内容や成果を
道民のみなさんとどう共有できるのか
議会の本来の仕事である立法のためのものと
位置づけなおすべきではないだろうか。
公費で行く以上
議員にもその気概・決意が必要である。
それを考えれば
残り任期半年では
私にはその成果をあげる自信はなかった。

9月27日に第2回目の議会改革セミナーを
開催する。
テーマは
「イギリス・スコットランドから考える地方議会
~スコットランド分権改革の10年の成果から」

詳細はこちらから
http://hirotamayumi.networking-office.com/?eid=1096436

北海道大学の山崎幹根教授が
ちょうど1年前に道内のジャナーリスト有志と
イギリス・スコットランドの
地方分権改革の10年の成果を調査に行かれた。
現地のスライドによる報告もあわせて
地方議会の未来を考える講演になる予定だ。
その成果を多くの市民のみなさんと
共有したい。

私は、必死の思いで
可能なかぎり約2000人の
全道の地方議員のみなさんに呼びかけ
議会改革セミナーを準備してきた。
三重県議会が常に県内・県外の地方議会に
議会改革について情報発信をしている
姿に学びながら、ささやかでも
道議会の果たすべき役割に挑戦したい。
地方議会、とりわけ道議会議員の役割が
今、問われている。
誇りをもって、まず、道議会議員自らが
そのことを受け止めてほしい。

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