活動報告
第3回定例道議会一般質問登壇しました(再々質問)
2013年9月20日
◆(37番広田まゆみ君) (登壇・拍手)ただいま知事から御答弁をいただきました。
知事が御答弁されましたように、エネルギーというのは、将来にわたり、豊かな暮らしと活力ある経済を有するための基盤でもあります。
ともすれば、エネルギー政策について、電力などに特化、集中した議論が進んでいますが、知事は、50年後、100年後の北海道では、みんなが、どんなも のを食べて、どんな家に住んで、どんな乗り物に乗って、どんなコミュニテイーに住んでいたらよいと描いていらっしゃるでしょうか。(発言する者あり)
知事は、成熟社会という言葉も、3期目の道政推進のキーワードの一つに掲げられ、フォーラムの開催なども重ねられていると承知をしています。
知事からは御答弁はありませんでしたが、現在の行政の範疇では、中長期的といっても、10年程度が想定されていると承知をしています。
知事だけに責任を押しつけるつもりはありませんが、北海道は、今、大きな転換点にいます。知事に、より大きなリーダーシップを北海道の未来のために発揮していただくには、私たちはどんな支援をしたらいいのでしょうか。
私としては、50年後、100年後を想定した北海道の未来のビジョンについて、道民会議を設置されてはと思います。
今、私がお話ししたような、50年後、100年後に、どんな家に住んで、どんなコミュニティーを道民は望んでいるのか、そのためには、さまざまな先進的 な海外の事例、そして、域際収支―今回、改めて部門別に私も調べさせていただきましたが、域際収支の赤字は機械部門が最も大きく、その多くが自動車でし た。
知事は、これまで、自動車産業の誘致、加工組み立て部門を含む内製化に努力されてきたと思いますが、従来の延長線上でこの問題を解決するには、北海道が 愛知にならなければいけません。そうした問題の解決策ではない、違う北海道の姿を、知事みずからが北海道民に発信しなければいけないと考えています。
「米チェン」を一つの成功体験だと申し上げました。多くの課題や壁はありますが、知事みずからが、エネルギー政策においても、あるいは食の輸入代替などに関しても、より強い先進的なリーダーシップを図るべきと考えますが、見解を伺います。
以上です。(拍手)(発言する者あり)