毎月第3土曜日はマルシェの日~まちなかでもできる農的暮らし
schedule
folder 活動報告(地域活動・日常活動), 白石区情報, 半農半X的生き方, ご近所マルシェ
こんにちは!風呂なしアパートに住むお風呂難民の北海道議会議員広田まゆみです。久しぶりのブログになりました。
毎月第3土曜日はマルシェの日
明日10月21日は、ひろまるご近所マルシェです。
コロナ禍をきっかけにはじめて、もう3年目です。毎月第3土曜日の午前11時から午後3時まで。冬期間はお休みなので、今年は、あと1回11月、そして、12月は、さて、やれるかなというところです。お野菜は、季節ととともに、少なくなっていますが、この季節ならではの美味しいお野菜もあるので、是非、お越しくださいね。本郷通7丁目にある「広田まゆみ事務所」で小さく開催中です。
まちなかでもできる農的暮らし
「半農半X」って言う言葉を聞いたことがありますか?
塩見直紀さんが提唱し、実践されてきたコンセプトで、自給自足までいかなくても、農的暮らし(地域に根差した暮らしと言い換えてもよいのかな)とあわせて、✕=天職をかけあわせて生きる生き方のことです。
先日、北海道の方と「半農半X」についてお話したら、
「農家さんや、家庭菜園やっている人が北海道は多いから、日常的すぎてピンとこないね~」
そんなふうに言われて、ちょっと、「あれれ…」と思いました。
極論すると、家庭菜園をされていても、例えば、ホームセンターで販売されている農薬(今、農家の方もあまり使っていないような)をバンバンつかっていたり、みつばちが寄ってこないような一年草ばかりの花壇がいっぱいまちに増えても、それは、半農半Xのコンセプトとはずれているな、と思うのです。
まちなかでもできる半農半X(農的暮らし)
今、まちなかに住んでいて、賃貸住宅で、車もないと、なかなか、自給自足の環境を整えるのは厳しいです。最近、地元野菜のコーナーがあったり、生産者さんの顔のついた野菜が売られたりするようになったのは、嬉しいことです。でも、消費者として、嬉しいというだけでは、ちょっと寂しいなって思うんです。お買い物をするときに、例えば、野菜を手に取って、生産者の顔が思い浮かぶ“体験”や“記憶”があるかないかって、とても重要なことではないでしょうか?特に、これからのこどもたちにとっても、イベントとしての農業体験ではなく、日常的な「農」とのかかわりって、どうつくっていったらよいのかなと考えています。
実は、この大都市札幌市にも10区すべてに農家さんがいます。その地元の農家さんの野菜を地元の人が美味しく食べられる、困ったときは支えあえる、そいういう小さな流通の輪も、意識的につくっていくことが、必要だなと思っています。
いっしょにマルシェを運営していいただいている野菜ソムリエの吉川雅子さんが提唱しているのは、「農耕接触倶楽部」です。いわゆる援農、農作業ボランティアなどで、少しでも生産の現場に触れるー自分で種まきや苗づくり、そして、収穫を手伝ったりした野菜は、決して、無駄にしたくないという思いが強くなります。お料理方法も知りたくなったりします。
毎月第3土曜日のマルシェにあわせて、かんたんお野菜講座も毎回開催しています。よかったら、ご視聴、登録よろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
マルシェの日には、だいたい私も事務所にいますので、是非、いらしてくださいね。
なぜ、はじめたかについては、こちらのブログをどうぞ。
この記事の投稿者
広田まゆみ
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。