本を理解するために読むのではなく、実践のために使うドラッカー読書会のすすめ
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folder 社会企業家的地方議員, 活動報告(地域活動・日常活動), ドラッカー/実践するマネジメント読書会, ひろまる日記
こんばんは!
地域の未来をデザインする
社会企業家的地方議員®100名の誕生を
実現させたい
北海道議会議員の広田まゆみです。
今日は、ドラッカーの読書会について
書きます。
本を理解するために読むのではなく、実践のために使う読書会
今日10月3日は、
「実践するマネジメント読書会®」の日でした。
「実践するマネジメント読書会」とは、
マネジメントの父と呼ばれるドラッカー教授の膨大な著作を、
ドラッカー研究の第一人者 佐藤等 先生が、
できるだけ短期間に、体系的、段階的に読み進むことのできるよう
開発した独自のカリキュラムです。
そのコンセプトは、
本を読んで理解しようとするのではなく
実践のための道具として
ドラッカーの言葉を使うというもの。
コロナでオンライン化が加速したドラッカー読書会
私は、この「実践するマネジメント読書会®」の
認定ファシリテータの1人です。
コロナ禍のおかげさまで
これまで対面式だった読書会が
オンラインへという動きが一気に加速。
私もファシリテータとして
自分自身の読書会を持つことを決めることができました。
正直、コロナ禍以前は、
オンラインの読書会に懐疑的だった私ですが
実際に体験してみると
オンラインにはオンラインの良さがあると感じています。
例えば、従来の地域単位ではなく
同じバックグラウンドなどでつながる
読書会も組織可能であるということ。
将来は、地方議会議員のための
ドラッカー読書会も組織してみたいです。
私が担当している読書会の課題図書は、「プロフェッショナルの条件」
この本は、ドラッカー教授の主要著作を全て翻訳
書簡も交わすなど親交も厚かった
上田惇生先生が
ドラッカーの著作からの抜粋して
編訳したものです。
本日の課題範囲は、Part2 第2章
「なぜ成果があがらないのか」です。
上田先生のあとがきから転載して紹介します。
(以下転載)
2章「なぜ成果があがらないのか」3章「貢献を重視する」は、「経営者の条件」の「第1章 成果をあげる能力は修得できる」及び「第3章 どのような貢献ができるか」からである。『クリスチャン・サイエンス・モニター』紙は、本書を、「事実よりもむしろ直観の重視を薦める大胆な作品、組織の罠から逃れるために不可欠のサバイバルマニュアル」と評した。ドラッカーは本書において「仕事ができるようになろうとする者は、必ずできるようになる。成果をあげる能力は、身につけられるし、身につけなければならない」と断じている。(以上 転載終おわり)
成果をあげるための5つの能力を身につけよ!
お金や土地などが資源であった
今までの「資本主義社会」は、
すでに、大きな矛盾や限界を抱えています。
人や知識が資源となる
「知識社会」へと地殻変動のように変化してきた
大きな変化の最終局面に
私たちは、今、立っています。
ドラッカーのいう「成果をあげる」とは、
外の世界の大きな変化です。
利益は目的ではなく
条件です。
そして、成果をあげる(=外の世界に変化を与える)
ための道具として、
現代社会は「組織」を必要とします。
「組織」は、道具です。
しかし、また、「組織」で働く人たちは、
常に、組織に時間を奪われ
日常業務に追われるなどの現実のなかで
働いています。
その現実のなかで、
自らの強みを、「公益」のために
機能する社会をつくるために使うには
5つの習慣的能力
〇 時間を管理する
〇 人の強みを知り、活かす
〇 貢献を重視する
〇 重要なことに集中する
〇 成果のあがる意識決定をする。
この5つの能力を
まず、セルフマネジメントとして身につけることが
必要だと。
そして、その能力は
すべての人が身につけることができる
いや、身につけるべきだと、
ドラッカー教授は書いています。
それぞれのことについては、また、別にブログに書きますが、
ドラッカーは
「成果をあげるには、まず、時間を管理せよ」
と言います。
そして、小さなことからはじめよ、とも。
全国の地方議会議員に
この学びの輪が広がっていくことを期待して
毎月第一日曜日の夜は、
そのための時間を使おうと
ドラッカー読書会をはじめました。
小さな小さな
第一歩ですが、
ご関心ある方はお問い合わせくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
SNSでも毎日発信していますので
フォローしていただけたら嬉しいです。
この記事の投稿者
広田まゆみ
北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。