地方議員になるには生徒会長や学級委員長はやっていた方がいいの?~みなさんからの質問にお答えします①
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こんばんは!うっかり、本日も銭湯の時間を逃した広田まゆみです(泣)今日は、動画配信のサポートをいただいて、撮影は順調に進み、楽しくて感激。ですが、撮影した動画を、スマホからPCや他の人に共有する設定などに時間を要しました。明日5月8日は、Facebookライブインタビューです。ほんとうは今日行けたらよかったのですけれど。。。
さて、今日撮影した動画は、みなさんの質問に、私がお答えする動画です。質問は、動画作成や配信をサポートしてくれる鵜沼聡さんが集めてくれた質問。実際に、小学生から寄せられたご質問なども入っています。動画も随時アップしていきたいと思うのですが、せっかくなので、まず、質問とお答えを、このブログでも一つづつご紹介していきますね。
地方議員になるには生徒会長や学級委員長はやっていた方がいいの?
必要ないと思います。私自身もやったことないです。
社会人になってからですが、「聴き方のレッスン」が役立った
もちろん、すべての経験は、その人にとって必要だと思うので、生徒会長や学級委員長をなどリーダーシップを経験する良い機会だと思います。でも、私の周囲の地方議会議員さんでも、あまり、そうした経験を話される方に会ったことがありません。
こどもの頃からの経験ではないのですが、私にとって、とても役立っている経験をあげるとしたら、生活保護のケースワーカーの経験です。私は、社会人のスタートが生活保護のケースワーカーでした。地域の個人のご家庭を訪問してお話を聴き、その人や家庭の自立を促すのがその主な仕事です。また、障害を持つ友人から学んだピアカウンセリングのなかで、人の話や気持ちを聴くレッスンなどを受けたことが議員をしているうえで役にたっています。
リーダーシップとフォロワーシップ
踊る男の動画をみたことがありますか?
この質問をいただいて思いだしたのが、この動画です。最初は、上半身裸の男性が1人で踊っています。3分くらいの動画をご覧ください。3分後には、画面いっぱいに、踊りの輪が広がっています。
最初の1人、いわゆる「ファーストペンギン」もとっても大事です。勇気が必要です。
ペンギンは、氷上を移動したり、エサの魚を囲い込んで捕食したり、つねに群れで固まり集団行動をとることで知られますが、実はそのペンギンの群れには、特定のリーダーがいないそうです。しかし、例えば、群れに何らかの危険が迫った場合は、いち早く察知した1羽の後に続くことで、まわりもいっしょに難を逃れます。エサの魚を捕るときも、天敵がいるかもしれない海に飛びこむ最初の1羽に続きます。特定の強いボスやリーダーではなく、“最初の1羽”に従うのがペンギンの特徴だそうですよ。ただ、人間は、ペンギンではないので、最初の1人、ファーストペンギンは、孤独なたたかいを燃えるような意思で続けなければいけないかもしれませんね。
しかし、このムーブメントをつくったのは、フォロワーの存在です。
そうです、上の動画のポイントは、ファーストペンギンから、2番目、3番目に踊りだした人たちの存在です。孤独に自分の世界に没頭していた踊っていた最初の1人から、あっという間に大きな輪に広がります。特に、2番目に踊りだした人は、最初に踊っていた人と手をつないだりします。そして、周囲を誘うようなしぐさも見せていますね。これからの世の中は、ファーストペンギンだけではなく、自分の好きなこと、やるべきことに挑戦する人に共感したり、応援できる人も必要です。
私は社会企業家的地方議会議員100人の誕生を提唱しています。これからの地方議会議員には、地域のなかで新しいことに挑戦している人たち、ファーストペンギンを応援するフォロワーシップも必要なのではないでしょうか?
なので、生徒会長や学級委員をすることも素敵なことです。自分のやりたいことにまっすぐ挑戦することも素敵なことです。でも、もし、それが見つからなかったら、挑戦している人に共感したら、それを応援することもとっても大事なことだと思います。
お答えになったでしょうか?最後まで読んでくださってありがとうございます。9歳以上のあなたなら、このオンラインの対話とワークショップに参加できます。是非、下記のリンクからお申込みくださいね。
https://dossarilab.peatix.com/
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この記事の投稿者
広田まゆみ
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。