どうして、“マルシェ”を開催してるの?~ある議員さんから聞かれました。
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こんにちは!ご近所銭湯大好きと言いながら、今日も銭湯に行けてない北海道議会議員の広田まゆみです。
さて、今日は、毎月第3土曜日に開催しているマルシェのことについて書きます。ある議員さんから、なぜ、「議員がマルシェを開催するの?」と聞かれました。それで、このブログを書いてみました。
7月のマルシェは16日。今週の土曜日なので、よかったら是非、お越しくださいね。
コロナ禍で売り先を失った札幌近郊農家さんを支援したくてはじまった
このご近所マルシェは、コロナ禍で、これまで飲食店さんや、札幌市内で定期的に開催されていたマルシェなどが中止となり、売り先が少なった農家さんを応援したくてはじまりました。いつも、お世話になって、札幌の農業のことや、野菜について教えてくれていた「野菜ソムリエ上級プロ」の吉川雅子さんからも、何かできないかというお話もいただきました。
そこで、昨年の夏から、だいたい11月まで、本郷商店街にある私の小さな事務所の軒先で、野菜ソムリエの吉川雅子さんが、集荷、販売なども中心になってサポートしていただきながら、小さく運営してきました。はじめてみると、もちろん、大きな売り上げはないのですが、常連さんとなってくださる方がでてきました。
〇新鮮なとれたての野菜、特にトマトをほしいという闘病中の方。
〇ビーツやヤーコンや特別な野菜を欲しいという方。
〇いつも野菜ソムリエさんにレシピを聴いたりいっしょに遊んだりする親子連れの方。
〇福祉事業所がつくるお菓子をたくさん買って職場のみなさんとシェアしてくださる方。
「マルシェ」という場を通して、いろいろなつながりが生まれます。札幌市内のいくつかの地域では、都市計画の関係で、商店が住宅地につくれないところもあるとの悩みもうかがいました。私の事務所は商店街の真ん中にあります。改めて、「商店」というのが果たしてきた社会的な機能も実感したりしています。
「福祉」事業としてではなく、「小商い」として、決して大儲けはできないけれど、地元の農家さんを応援して、お買い物をする側も、新鮮な地元の野菜を食べて免疫をあげるのは、とっても重要なことだと思います。今までの豊かさの象徴は、いわゆる「社会資本」ー大きな道路だったりハコモノだったりが豊かさの象徴だったと思いますが、これからは、人のつながり、地域のつながり、支えあい、関係性が、大事な資源になっていくのではないでしょうか?
半農半Xのすすめ~農耕接触倶楽部もスタート
さらに、マルシェだけではなく、「農耕接触倶楽部」もスタートしました。コロナ禍で自粛ムードの中、屋外で農作業のお手伝いをすることは、運動にもなるし、ストレス解消にもなります。実は、これも、野菜ソムリエ吉川雅子さんの発案でした。私は、清田区で循環型農業をされている「川瀬農園さん」を中心に、月1回だけですが、吉川さんは、小別沢にある「かわいファームさん」など、たくさんの農家さんのお手伝いに行っています。
自宅にお庭はないし、市民農園まで借りるのは大変。そういう方には、是非、おすすめです。ただ、消費者として、スーパーで買っているだけではわからない、農家さんの苦労や、野菜の新鮮な美味しさなどに気づくことができます。もちろん、農家さんの都合、事情もありますから、ご希望の方は、是非、ご相談ください。そうしたご相談もマルシェの場所でお受けしていますよ。
かんたん野菜講座もはじめましたよ!
札幌市民のみなさんに、是非、札幌や札幌近郊の農家さんの野菜を美味しく味わっていただいて、どんどん免疫力アップしていってほしい!そんな願いもこめまして、マルシェの終了後、「かんたん野菜講座」もはじめました!
第1回目は、今まさに旬の「ルバーブ」について学んだあと、実際に「ジャム」や「練梅もどき」を作ってみました。是非、毎月第3土曜日に開催していますので、お気軽にお越しくださいね。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございました。7月16日は、急な会議のため、私自身が席を外す時間帯もありますが、野菜ソムリエさんや、保健師さん、そして、うちの事務所スタッフなど、必ず、誰かはお話を聴けると思いますので、ご相談の方も、是非、お越しくださいね。
マルシェなどの行事のご案内、北海道の情報など、これからも発信していくので、是非、私のSNSをフォローしてつながってくださるとうれしいです。
(8) 毎月第3土曜マルシェ(本郷通7)第4木曜日は相談サロン/銭湯♨大好き!北海道議会議員広田まゆみです(@hirotamayumi)さん / Twitter
この記事の投稿者
広田まゆみ
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。