北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ

【活動報告 7月12日 上士幌ふるさと納税成功の本質】

schedule 

folder ひろまる日記

今日はナレッジプラザの
夏季オープンセミナーに参加しました。

image

竹中貢 上士幌町長に講演をお願いするお手伝いを
少しだけさせていただいたご縁で
緊張しながら参加させていただきました。

image
今回のセミナーは、
主催者の佐藤等先生の新刊
「ドラッカーを読んだら会社が変わった」の
出版記念のセミナーでもあります。
image
北海道では
十勝バスさんや、
旭川の健誠社さんなど、
ドラッカーの言葉を道具として使って
成果をあげた事例が紹介されています。
まだ、読まれていない方には
是非、おすすめします。

image

さて、上士幌町では
ふるさと納税で、平成26年度は、
約9億円で全国3位。
平成27年度は、全国的にふるさと納税が
ブームとなり、一番の自治体は
25億円をはるかに越えるようになり、
額こそ、ランキングは下がりましたが
ふるさと納税の本質的な活用であると
マスコミなどでの露出は最も高いです。

それは、
上士幌のふるさと納税による成功は、
これまでの定住移住促進や
都市と農村の交流などの事業など
明確に
東京や大阪にはない価値を表現、発信し続けてきた
10年以上の積み重ねがありました。
image
image
image
よく言われるのは、
上士幌だから、特産品があるからできるのだと
言われますが、
農商工連携のための超独自の
ゆるやかな小さな単位での補助制度を作り
商品開発などを推進し、
決して順風満帆ではなかったけれど
それらの産品の通販サイトなども
運営をされてきたそうです。
image
それらが、ふるさと納税で
一気に花ひらきました。
秀逸なことは、
一度に、10億を越える税収が入ることに対して、
一般寄付の使い途を、
条例によって、子育てのために使う基金を設置し、
使途を明確にしたことです。
ただのお得な「お買い物サイト」ではなく
「寄付文化」づくりにも
貢献しているようです。
image
このふるさと納税によって
地域に起きた変化として、
「生産者にも直接、商品の感想や
感謝が届いたりすることで、
自分の地域や仕事に誇りが持てる。」
そして、実際に
「従来の流通を通さず、image
直接、お金が地元に循環する。」
ということを
挙げられていました。
その結果として、
何もないのではなく、
ある意味、全てお金になる、
地域の宝探しがはじまっているようです。

さらに、役場職員も
外から評価されることによって、
変わってきたそうです。
指示待ちや前例主義ではなく
新しいことに挑戦することは辛いし、
勇気がいることだけれど、
一番最初に、他の人が誰もやっていないことに
チャレンジすることによって得られるものがあることが
職員に浸透してきたようです。
素晴らしいですね。
image
私は、別用務のため、
残念ながら参加できませんが、
8月25日から26日
上士幌町のぬかびら温泉にて
ふるさと納税をテーマにした
研修会が開催されます。
是非、多くの皆さんに
参加いただければ幸いです。
image
上士幌町のみならず、
北海道の全ての自治体が
未来に向かってチャレンジする組織として
機能すること
そして、北海道庁がそれを応援できる
組織になるために
何ができるのか、考えながら参加をしていました。
image
11日の深川での新しい起業のお話に続き、
昨日12日も「すでに起こっている未来」を体感できました。
週末は浦河におじゃますることになっています。
北海道の明日が、未来が、ますます楽しみになります。

長文を最後まで読んでくださって
ありがとうございます。
下のボタンを押して応援よろしくお願いします。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

このページの最上部へページの最上部へ