令和元年のまとめシリーズ~4つの挑戦はどこまで進んだか
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folder 社会企業家的地方議員, 活動報告(地域活動・日常活動), 独立型太陽光発電, こどもの外遊び環境の保障, アウトドア事業推進, ひろまる日記
銭湯で地球を元氣にしたい
北海道議会議員の広田まゆみです。
今日もブログと悪戦苦闘しているうちに
銭湯に行ける時間を過ぎてしまいましたが…
銭湯や、地域のカフェや、そうした小さな生業や暮らし、
まち文化が、地域の財産になると私は信じているんです。
ですから、政治も、誰か一人のカリスマがリーダーになるよりも
北海道の地域に100人のユニークな地方議会議員が誕生し、
地域にある資源を活用して、自ら地域の課題解決にあたる方が
北海道の未来に重要だと思っているんです。
今回4期目に立候補するにあたって掲げたのはこの4つの挑戦です。
4期目がスタートし、約7か月が経過しました。
なぜ、この4つの挑戦を掲げたか、
1つ1つ書いていくことも必要かもしれませんが、
諸般の事情(紙媒体の記事発行にあわせて)もあり、
この半年の進捗状況について
写真を中心に振り返りますのでお付き合いくださいね。
社会企業家的地方議員®を100名誕生させよう
コンセプトづくり、共有の勉強会からはじめています
地域のみなさんには、こんなふうにご説明していました。
ミミズのように、土の中を動き回って
土の中の有機物を食べて、やせた固い土を豊かな土に変えていく。
中央の政治に頼るのではなく、
地域のなかで課題解決にとりくむ地方議員を増やしたいと。
まず、最初の半年は、アウトドア事業、ゲストハウス、そして
森のようちえんなど、新たな分野で社会課題の解決に貢献している
社会企業家のみなさんといっしょに
コンセプトづくりや共有のための場づくりを行いました。
11月22日は、札幌市にて、地域とともに生きるゲストハウスの実践者の皆さんをお招きし
トークライブを行いました。
社会企業家的地方議員という新しい議員像を確立したい。
社会企業家的地方議員の「コンセプト」の明確化のため、
約25年前に「半農半X」というコンセプトを提示し、
今も、京都府綾部市をフィールドとして、
「X」=天職として実践研究を重ねている
塩見直紀さんをお招きしました。
今、政治学の分野でも、「半議員半X」という言葉が
出てくるようになりました。
「議員のなり手不足を超えて」という著書のなかで、
半議員半Xという言葉に言及した
江藤俊昭先生の講演会も決定しています。
私もそこで、社会企業家的地方議員についてお話させていただく予定です。
こどもの外遊び環境を保障しよう~森のようちえんの実践の現場×地方議会
2019年から「幼児教育の無償化」がスタートしました。
園舎をもたない自主保育の形態を選択する
「森のようちえん」などにとっては課題の残る制度になりました。
森のようちえんの現場から誕生した地方議員に期待
前述した11月23日の旭川での講演会では、
森のようちえんの実践者でもあり、地方議員でもある寺岡祐子中富良野町議会議員、
川原允鷹栖町議会議員にもお話いただきました。
また、22日の札幌から引き続きお越しいただいた
増田望三郎安曇野市議会議員は、
長野県の自然保育推進議員連盟の事務局も担われています。
引き続き、こども環境学会など
実践者のみなさんと連携をとって、
自然保育の推進にとりくんでいくと同時に
この自然保育の現場からも地方議員に挑戦してほしいと思っています。
アウトドア推進議員連盟をつくろう~アウトドアフォーラムにて分科会
私自身は、地方議会の現場に立ってほしい人材の領域として、
自然学校や、アウトドア事業の領域に着目しています。
災害時の対応や、インバウンドからこどもたちの環境教育まで、
その多機能性にこれからの地域経営の大きな可能性を感じています。
独立型太陽光発電をふやそう~まずは事務所に設置
独立型太陽光発電は、文字通り
電線、電力会社につながない太陽光発電です。
最低限の通信機器の電力だけでも確保できるお宅や事業所を
1つでも2つでも増やしていきたいと思っています。
ご関心ある方は、是非、お問い合わせを。
とりつけのためのかんたんDIY講座の企画応援、ご案内が可能です。
とくに、地方議員のみなさんの事務所、ご自宅などには
標準装備にしてほしいなと思うくらいです。
以上、4つの挑戦の進捗状況については
定期的に報告しますね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
この記事の投稿者
広田まゆみ
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。