活動報告
【活動報告】11月8日~9日 人を惹きつける磁力としての文化資本 直島に行ってきました。
2016年11月10日
瀬戸内国際芸術祭や空き家プロジェクトで
世界から人が訪れる直島に行ってきました。
実は、北海道文化振興条例の生みの親である
磯田元副知事・現北海道文化財団理事長の薦めもあり
一度、自分の目で見たいとおじゃましました。
今回の旅の目的は、
文化資本もさることながら、
空き家活用と、いわゆる民泊届出の
プラスの価値を生み出すようなルールづくりに
反映することです。
宿泊は古い空き家を活用している
民宿を選択。
普通の住宅を活用して
民宿や、カフェ・レストランが
点在しています。
そして、アート作品の展示場にも
なっていたりします。
圧巻なのは、家プロジェクトとして、
古民家の良さを活かしつつ、
アーティストとのコラボで
いわゆる空き家がアート作品として
よみがえっていました。
写真撮影は外観のみが
ほとんどなので、
皆さんには足を運んで
体感していただくしかないのですが、
特徴は、普段、鈍感になっている
「光」「闇」を感じることでしょうか。
また、仰々しい看板などが
極力避けられているので、
ゆっくりゆっくり
町並みを歩かねば通りすぎてしまいそう。
そして、草間彌生さんの作品など
多くのアート作品が
町なかに点在しており、
これもまた「まち歩き」をうながします。
アートされた銭湯も
体験してきました。
残念ながら、これも外観写真のみ。
美術館も圧巻でした。
好き嫌いはあるかもしれませんが、
ただ、お金をかけただけではできない、
瀬戸内の海と風と山・島があり、
その自然への敬意があってなりたつ
美術館でした。
よく借景と聞きますが、
まさしく、
その現代版でしょうか。
それぞれの作品のパワーに
圧倒されながらも、もし、北海道だったら
どんな美術館になるのだろうか。
北海道という島全体が、
美術館のようになったらワクワクしますね。
ちょうど、国際芸術祭が終了し、
オフシーズンということで
(それでもインバウンドのお客様が多かったですが)
展示室が貸切状態で
私1人になる幸運にも恵まれ
東洋の精神性というものがあるとしたなら、
そのスイッチを押されるような
強制的に瞑想を求められるような
そんな空間も多くありました。
しかし、最も嬉しかったことは、
ほぼ偶然に近いのですが、
地域おこし協力隊の山岸紗恵さんに逢ったこと。
建築設計の専門を活かし、
空き家バンクと移住促進のお仕事をされています。
北海道でも共通の課題がありますが、
ちょうど3年目の節目を迎えているそうで
何か応援できることがあったら
応援したいですし、
北海道も学びたいですね。
山岸さんのお仕事ぶりはこちらから。
直島カラーズ
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