活動報告

6月19日から定例議会~脱原発に向けて

2011年6月11日

大飯原発の再稼働をめぐって
関西地域の電力需給の状況など
私自身が
精査させていただいたわけではありませんが
苦しい判断を地域としては
されているのではないかと
推察します。
それと同時に
私はこの間の中央政府の
新しいエネルギー基本計画をめぐる議論が
ドイツなどと比較して
混迷している印象を受け、
脱原発への民主党の方針が明確でないことに
非常に忸怩たる思いを持っています。

ドイツは
次世代や地球環境にも影響を及ぼし
かつ、科学技術の進歩のあり方も総括し
倫理的な課題として
20年後ではありますが、
国家として
明確に脱原発を表明しています。

少なくとも、日本においても
福島原発事故以降、
立法で40年廃炉という原則が
示されましたから
今後の増設、新規立地はしないと
明確に決めれば
自ずと脱原発のゴールが
明らかになります。

ゴールを明確にしない限り
企業の投資も
技術開発への投資も
集中できないのではないでしょうか?

単に原子力発電所に
賛成か反対か
善か悪かというような議論の枠組みを超えて
北海道の子どもたちの未来のために
今、新しい選択を
せめて北海道だけでも
知事、北海道議会、および
北海道電力のリーダーシップにより
行うべきだと考えています。

6月19日から始まる定例議会は
期せずして
再び一般質問を担当することになりました。
北海道の脱原発条例により
確認されている
「原子力発電は過渡的エネルギー」という文言を
より明確に具体的にするために
私としては
増設、新規立地はないということを
条例に盛り込めるよう
努力していきたいと思っています。

関西と北海道は
再生可能エネルギーのポテンシャルも
産業構造も異なります。
これ以上、中央政府任せにはできない、
そんな強い思いで
第2回定例同議会に
のぞみたいと思っています。

そのほかに
環境政策、教育に関しても
北海道自立の気概をもって
知事に質問したいと
思っています。

ご提言、ご意見をいただける方は
是非、6月19日までに
お寄せください。
北海道の未来のために
ともにがんばりましょう!!

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