社会企業家的地方議員®を100名誕生させよう!~4期目の約束チェック①
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みなさん、こんにちは。最近は、銭湯よりもブログを優先してしまうお風呂難民の広田です。
さて、5期目に挑戦するにあたり、立春以降に、新しい後援会事務所(4月10日ごろまでの事務所)をかまえて活動する予定にしておりますが、恒例となりました、4期目の時に掲げた4つの挑戦の進捗状況を、自己評価になりますが、まず、このブログにて、みなさんに情報共有し、随時、公式サイトもリニューアルしていきたいと考えています。
社会企業家的地方議員®100名の誕生をめざします
社会企業家的地方議員®とは?
まず、2019年時点でみなさんにお示した内容は、以下のとおりです。
<社会企業家的地方議員とは>
みみずが固い土の中を動きまわり、土の中の有機物(ゴミやフン)などを食べて、やわらかい良い土に変えていくように、地域にある課題に向き合い、新しい光のあて方、今すでにあるものの新結合(イノベーション)などにより、課題解決に挑戦する議員のことです。
白石区や道議会で開催してきた、地域の課題解決の先進事例の学びの場を継続するとともに、全道各地の地域リーダーのみなさんと協働で学びの場を拡げながら、目標の達成をめざします。
学びの仲間の佐藤奈緒子さんから、「社会企業家的地方議員」についてお話させていただく機会をいただきました。よかったら、ご視聴ください。
社会企業家的地方議員®というコンセプトは、これまでの学びの流れとも、シンクロしてきました!
半議員半X
「議員のなり手不足問題の深刻化を乗り越えてー〈地域と地域民主主義〉の危機脱却手法」(著:江藤俊昭山梨学院大学教授に⦅当時⦆)には、このように書かれています。
もともと、半農半Xというコンセプトに興味をもっていた私には、この「半議員半X」という言葉に、なるほど!と思いました。
現行法体系の下で議員に「ならない」要因への打開の方途の一つに半議員半Xが考えられる(注1)それは、「半分程度は議員、半分程度はそれ以外のXの兼業にすること、つまり、『半農半X』を町村議会にあてはめる」ものである。町村では報酬等の条件が悪いので魅力がないという議論があるが、「果たしてそうだろうか」。(p32から引用)
注1:現行法下の改革か現行法改革か、そして「ならない」改革か、「なれない」改革か、についての区別については、本書全体で解明している。(p37から引用)
半議員半Xについて、より詳しく知りたい方は、下記のブログを是非ご覧ください。
社会企業家×地方議会議員
ドラッカー実践研究の第一人者 佐藤等先生からは、イノベーションとは、すでに今存在している異なる資源の新結合により、新しい価値を見出すものであり、私の掲げた「社会的地方議会議員」というコンセプトに期待する応援メッセージもいただきました。佐藤等先生のすすめにより、社会企業家議員について、商標登録もとらせていただきました。
具体的にどんな取り組みをしてきたか
「社会企業家的地方議会議員」というコンセプトについて情報発信
2019年11月22日には、札幌市内で社会企業家的地方議員についての勉強会を開催。
続く、11月23日には、半農半Xというコンセプトの提唱者である塩見直紀さんと、実際に、社会企業家的地方議員のモデルとも言うべき地方議員のみなさんとのお話会も開催いたしました。
2020年1月26日には、ローカルマニフェスト推進連盟創生北海道地区協議会主催のフォーラムで、社会企業家的地方議員というコンセプトについて発表させていただきました。
2020年には、社会企業家的地方議員のためのドラッカー読書会を開催。
現在、毎月1回の地方議員や非営利組織の方を中心としたドラッカー読書会を継続中です。
↓お申し込みはこちら↓
Facebookライブインタビューで地方議会議員の活動を見える化!
地方議会議員って何しているの?と題して、全国の地方議会議員のみなさんにFacebookからライブインタビューをしてきました。ライブ配信動画のアーカイブがうまくまとめられていないのですが、20名を超える方にインタビューしています。
地域でさまざまな実践をする地方議会議員の活動の「見える化」により、女性や若い世代の議員のなり手を増やすことを目標に行いました。そのなかの一部をブログで紹介していましたのでご覧ください。
どっさりラボを開催~社会企業家的地方議員がいる地域の未来を描こう
一般社団法人サステナビリティ・ダイアログさんと協働で、社会企業家的地方議会議員®などの地方議員が、もし、あなたのまわりに「どっさり」いたら、あなたはどんな北海道の未来、地域の未来を描きますか?ということをテーマに、ワークショップを開催しました。たしかに、社会企業家的地方議員の誕生は、目的ではなく、手段なので、とても良い視点をいただきました。2023年の10月に、このどっさりラボの続編も企画しています。
https://dossarilab.peatix.com/?lang=ja
引き続き、社会企業家的地方議員®というコンセプトをより研究し、共通言語、共通認識を持つ人を増やしながら、では、具体的に、社会企業家的地方議員®によって、どんな地域の未来をめざすのかを、より明確にしていくのが5期目の4年間の課題だと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
この記事の投稿者
広田まゆみ
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。