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小4女子のスピーチが制服を変えた~先進的な地方議会におけるこども参画(愛知県犬山市/岐阜県可児市/北海道芽室町)

こんばんは!

地域の未来をデザインする

社会企業家的地方議会議員100人の誕生をめざす

北海道議会議員の広田まゆみです。

 

よく聞かれます。

「今、何人目ですか?」

「具体的にどうするんですか?」

残念ながら、そこまで決まっていないんです。

しかし、日曜日の夜の時間を

そのために使うことだけは、決めました。

 

毎週日曜日は、『社会企業家的地方議員』誕生のための「時間」です。

 

第一日曜日は、ドラッカー読書会。

 

それ以外の日曜日は、

地方議会議員のみなさんにインタビューしています。

10月11日現在で、29回目になりました。

 

29人目にインタビューしたのは、

芽室町議会議員の立川美穂さんです。

 

 

対話やファシリテーションの「技術」を

議会として学び続けてきた

芽室町議会の議会改革の実践や

 

その学びを地域のなかで活かそうとしている

立川さんの活動姿勢にも深く感動しました。

 

対話やファシリテーションのことは

改めて、学びの機会をつくることにしたので、

近日中に、正式に、ご案内しますね。

 

実は、このインタビューの後に嬉しいことがあったんですよ。

なんと、立川さんは、

私のFacebookの投稿を読んだことがきっかけで、

同じこの本を購入してくださっていました。

 

 

嬉しいですね!

こども参画の話で、しばし、盛り上がりました!

 

地方議会におけるこども参画の先進事例を紹介します

北海道芽室町議会

芽室町議会では、道立芽室高校生徒と

数年前から、意見交換会を開催しています。

 

 

全国的な議会改革の動きの中でも、

こども、若者参画は重要です。

 

岐阜県可児市議会

 

 

例えば、岐阜県の可児市議会では、

平成25年度から岐阜県立可児高等学校が取り組む

「地域課題解決型キャリア教育」と連携し

高校生議会を開催しています。

 

若い世代が地元「可児」の魅力を知ることを通じて、 

地域への愛着や当事者意識の醸成されることなどを

目的としています。

 

可児市議会は、地域で活動する団体と若い世代が関わる機会も設け、

その団体が取り組む課題について、

団体関係者と若 い世代、議員が意見交換を行っています。

 

可児市議会ではこの取り組みを地域課題懇談会として開催し、

各団体関係者や若い世代の考えを聞きくことにより、

議会活動の参考とする活動と位置付けています。

 

愛知県犬山市議会

そして、犬山市議会では、

「市民フリースピーチ」制度を設けて

市民の提案を議会が受け止める場をつくりました。

 

その制度に基づいて、

当時小学四年の女の子が

「なぜ女子はスカートで、男子はズボンなのか。

性別に関係なく着られて違和感のない制服があれば、皆が安心すると思う」

と発言しました。

 

 

結果として、議会での議論も経て

犬山市教育委員会は、制服のブレーザ採用を決め、

2021年4月から導入がスタートしています。

素晴らしいですよね。

 

こどもは、保護されなければいけない存在であると同時に

権利の主体でもあります。

 

北海道においても、昨年

人権施策推進基本方針が策定されました。

差別をなくし、権利擁護をすることは重要ですが、

一方で、支援の対象としてだけではなく

当事者の視点で、社会のありようを見直していくことが

機能する社会をつくるために重要です。

 

そのためにも、私は、こども参画って必要だと思うのです。

北海道においても、

こども参画の事例がもっと増えるよう

情報発信していきたいです。

 

立川さん、ありがとうございました!

 

ほぼ、毎日、SNSでも情報発信しています。

是非、フォロー、シェア、登録で応援してください。

 

特に、YouTubeには、今までのFacebookライブインタビューの一部ですが

アーカイブしています。

是非、ご視聴、登録よろしくお願いいたします。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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