コロナ禍の今こそ発見したい!北海道の強みと価値 ~ 流氷の上を初めて観光客に歩かせた人 藤崎達也さん
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社会企業家的地方議員を100人誕生させたい!
北海道議会議員の広田まゆみです。
みなさんは、流氷の上を歩いたことがありますか?
流氷の海に飛び込んだことがありますか?
地元民が全く気づかなかった流氷の価値を発見し、
地域の生業づくりにつながる「流氷ウォーク®」という
旅行商品にした方がいました。
広田まゆみのイノベーション北海道
11月18日のゲストにお越しいただいた
札幌国際大学准教授藤崎達也さん。
前職はアウトドアガイド事業者。
この「流氷ウォーク®」を発見したのが
藤崎さんなんです。
私は、大学の先生のなってからのおつきあいなのですが、
とてもお世話になっています。
北海道の強みを、北海道の住む私たち自身が
良い意味で「お金」に代えて
地域に循環していくプロセスにもっともっと
楽しんでチャレンジするために
藤崎先生をご紹介します。
最後に、藤崎先生から若い人たちへのメッセージ、
観光事業者の方に真似してほしい
オンラインツアーの事例をあります。
是非、最後まで読んでくださいね。
藤崎さんて、どんな人?私が感謝している3つのポイント
《新しい現実に光を当てる調査活動に感謝》
藤崎先生に私自身がとてもお世話になっているのは、
例えば、民泊事業者の実態調査や、
今回のコロナ禍でも、アウトドア事業者への影響調査など、
既存の団体や行政では把握できない、
しかし、北海道の未来につながる分野について、
形として見せていただけることに感謝しています。
《観光事業の現場を知り尽くしてから教育の現場へ》
札幌国際大学観光学部は、観光人材を養成するための
北海道で唯一の観光学部です。
藤崎達也さんは、もともとは東京育ち(大阪生まれ)。
北海道の自然に魅了されて、知床で「シンラ」という
アウトドアガイドの会社を立ち上げます。
「シンラ」は今もお仲間が引き継いで事業を
展開されているのもすごいです。
さらに、私がすごいなと思ったのは、
ライフプランとして、
会社を設立した当初から
最後はガイド人材育成のための教育の場へとの
思いが強かったそうです。
それを実現してきた
セルフプロデュース力に感服です。
《「流氷ウォーク」を発見し、シェアした人》
そして、最後にやっぱりすごいのは
「流氷ウォーク」を発見したこと。
今では、ウエットスーツを着て
流氷の上を歩いたりする観光プログラムは
他の地域でも行われていますが、
ファーストペンギン、最初にはじめたのは
藤崎さんでした。
地元民にとっては、流氷は危険なもの、
時にはじゃまなものでしたが、
ご自身もダイバーである藤崎さん。
もともと、流氷の下を潜るという体験があって
そこで、ウエットスーツを着て
安心安全を確保したうえで、
流氷ツアーをはじめたそう。
さらにスゴイのは、
苦労してスタートしたのに
独占よりもシェアを選んだこと。
地域の理解や、
保険会社との交渉などさまざまな課題をクリアして
「流氷ウォーク」の商標登録もとります。
大事にしている世界観を共有するためなので、
地元の事業者のみなさんには
自由に使っていただいているそうです。
藤崎さんがいなかったら、
「流氷ウォーク」は
存在していなかったかもしれません。
《藤崎さんから若い人たちに伝えたいこと》
もっと外で、アウトドアで遊ぼう
今、藤崎先生が、大学生たちとかかわりながら
気になっているのが、とくに、
札幌市民が、アウトドアを楽しんでいないこと。
北海道の宝物を体感していないこと。
海にもスキー場にも
こんなに都市部から近いのに
年1回も行っていないのに驚くそうです。
藤崎先生ご自身もアクティブに
天候をチェックしながら
お仕事前にサーフィンをしたりスキーをしたり
素晴らしいライフスタイルを楽しんでいます。
だからこそ、
「流氷ウォーク」が発見できたんですよね。
まずは、アウトドア体験してみましょう!!
藤崎さんおすすめのオンラインツアー
とは言っても、インドア派よ、とか、
コロナ禍の今の時期のために、
藤崎さんにおすすめのオンラインツアーをおすすめいただきました。
Wild Earth 社
南アフリカのサファリ動画をリアルタイムで配信するチャンネル
北海道のアウトドア事業者にも真似してほしい!!
鹿部町ブラモリタ
町長がお客様と鹿部町をぶらぶらお散歩する動画
(※ 試験的に第1回目として撮影したそう)
行政らしからぬユル感がたまらない!!
あなたのまちでもいかがでしょうか?
HISオンラインツアー
豊富な経験・知識を備えたプロのガイドによる完全オリジナル商品。
最初、無料ではじめたが、ニーズを確認後有料にしたそう。
これも、北海道の観光事業者さんには真似してほしい!!
北海道の観光事業者さんでは、
いただきますカンパニーさんが
オンラインツアーにチャレンジされていましたね。
もっと多くの事業者さんにも挑戦してほしいですし
私たち北海道民が
まず、自分の近くにある宝物、価値に気がつく
視点をもちたいですね。
まず、遊びましょう!!
みなさんも、是非、シェアして応援してください。
そして、非接触のコミュニケーションが求められ、
オンライン時代だからできることに
どんどん挑戦しましょう。!!
私もがんばります。
SNSも是非、チェックしてくださいね。
シェアで応援よろしくお願いいたします。
この記事の投稿者
広田まゆみ
北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。