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5日目/1000日 米チェンから麦チェンへのとまどい

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本日は、毎年恒例の新米試食会だった。
最近、私は自宅では玄米なので
新鮮な思いで、白いご飯をいただいた。
もともとは、コシヒカリなどの有名銘柄と、
道産米を食べ比べて
道産米の美味しさをPRしようという取り組みだったようだ。
ほんの20年ほど前は、北海道のみなさんで
道産米を食べていただいていたのは、3割に満たなかったそうだが、
現在、家庭の消費は9割が道産米となっている。
道産米の食味もブランドも確立した。
隔世の感がある。

一方、ついに、今年、日本の食文化として主食の米であったが、
米と麦の割合が逆転したとも聞いた。
道産小麦の自給率は、北海道では、現在も3割程度。
米との違いは、製粉・加工など、
消費者に届く前に大量に輸入され、
加工されるオーストラリア産小麦との競争があることだ。
北海道の域際収支を改善しようと
米チェンに続いて麦チェンを応援しているのだが、
少し迷いも出てきた…。
食養学などの観点から、
もともと日本人の身体にあっているのかどうか…。
戦後の学校給食は日本の食文化を変えたことは事実で、
この成功体験から米国政府は、
南米や中国などに対しても、戦略的に
米国の農産物を売り込むために同様の支援やキャンペーンを行ってきた。

私自身も全粒粉の天然酵母のパンや
パスタなどが、大好きだ。
すべてを昔に戻すわけにはいかないのだから
せめて、道産小麦を使用しようというのは間違っていないとは思うが、
道民の健康のために、最良最善の政策なのか…。

いずれにしても、地球規模の災害や、中央政府や日本銀行券がダメになった時にも、北海道に住む人たちは、最低限、飢えさせるわけにはいかない。麦チェンは、そのための必要な準備の一つであろう。
そう考えて、また、明日から麦チェンの旗を振り続けよう。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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