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誰かの支えに~弱さの情報公開

ひろまる日記

本日で1000日を目標とした日記更新の16日目です。
まだまだ、道のりは遠いですね。
ある映画を拝見したことをきっかけに、「誰かの支えに」ということをこの日記のキーワードにしたのですが、毎日、日記を書こうとその日のできごとに向き合う度に、「ああー、どなたかの支えになるどころか、支えられてばかりだ」と、実感する毎日です。しかし、ここで、自分を小さく卑下して見せることは、ある意味で、人のエネルギーを吸い取ろうとする行為になってしまいますので、がんばって、誰かを支えるということを自分の土台において、この日記を続けていきたいと思います。
もちろん、「支える」ということは、「お世話する」ということ根本的に違います。
つまり、自分を卑下することは、例えば、カウンセリングで言えば、自分がクライアントという助けを必要としているという位置に自らさっとはいって、相手をカウンセラーとして利用することだからです。一方で、カウンセラーの側の役割が固定すると、逆に、クライアントが自分の力を取り戻すことは、カウンセラー役の人の存在意義を否定することになり、いわゆる「お世話」を重ねて、相手の力を奪い続けることになります。
わかりづらく感じるかもしれませんが、さまざまな現場で起きていることです。誰かを支援する側にいる人は、そのドラマに自分自身がはまっていないか、常に検証する必要があると、浦河での生活保護のケースワーカーとしての経験や、障がい当事者や子どもたちのサポーターとして、ささやかでも関わってきた体験から思います。
論点は少し変わりますが、最近、議員という仕事を選んだ、しかも、選ばれたにもかかわらず、自分が弱い存在であるかのようにして、注目を集めたり、マスコミの取材に対応する方がいて、めったに見ないテレビ報道を、出張先などで見る度に、私は、とても、残念に、やるせなく思っています。議員という立場を選んだ以上、立法の側、ある意味で権力の側にいることを常に自覚していなければいけないのではないでしょうか?
一方で、いつも、ステレオタイプの「強さ」を理想としているわけではありません。
議員や行政、専門家には、今、「弱さの情報公開」が求められているというのが私の持論で、道庁に対してもそれ求めてきました。
ただし、それは、できない理由を言う時ではなく、できる方法を提案する、あるいは、当事者や現場に求める覚悟がある時に限られ、自分が被害者になって、自分が果たせなかったこと、できなかった理由を語ることではありません。
私は、これも常々繰り返していますが、地域の問題解決の主人公は、問題を抱えているその人自身だと思っています。
しかし、それには、「弱さの情報公開」と、助ける側と助けられる側が固定しない水平な関係性が必要です。
「弱さの情報公開」とは、私が考えた言葉ではなく、浦河べてるの家の当事者運動の積み重ねから生まれたものです。
8月末には、年に1度の浦河べてる祭りが開催されます。自分の人生や、問題に違う角度から光をあてたいすべての方にオススメです。

この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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