2014年4月の決意表明です。
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folder ひろまる日記
2014年4月1日
新年度がスタートしました。
大きな変わり目の時期と感じています。
いくつか、思いつくままに宣言します。
1 学びの場をつくり提供する
ここ7~8年ほどは、
外からどんどん学び吸収しようとしてきました。
私は、本質的に学ぶことは大好きですから、
それは変わらないと思うのですが、
今年度からは意識的に
自分が学び吸収するより
学びの場をつくり、学びを提供する側に立ちたいと思います。
・遊びの保障を含めたアウトドア環境教育
・読書活動推進
・起業家教育
この3つをキーワードに、
東京や大阪には決して真似のできない人材育成のしくみを
今後10年以内に確立したいと思います。
さらに、学びの場としての北海道に
アジア・アフリカ地域の若い人たちが集まり
地球の持続的な発展、平和に、
北海道が貢献することをめざします。
2 北海道に新たな生産、流通、消費の流れをつくる。
北海道の農村で過ごした数年間は
今も、私の大切な原点です。
生産現場の苦労を踏まえつつ
私は、北海道から化学肥料や農薬をなくすため
今まで以上に強く集中して取り組みます。
今後10年以内に、まず、有機農業の栽培面積比が、
EUを越える10%となることをめざします。
(現状は1%以下で、中国、米国より下位)
そのためにも、
従来の流通によらない
都市と農村の支え合いの形を
今年度中に最低一つは実現します。
10年後には、
200の都市と農村のネットワークが構築されていることを
めざします。
あわせて、食産業の振興にかんしても
大量生産、大量ロットで、目先の取扱高だけ増やす
農業や、ものづくりを卒業し、
域内循環や地域の誇りを高める地域経営を
中小企業事業者の参加で実現します。
麦チェン50%の達成をはじめ
加工と連動した
輸入代替のターゲットと目標を
今年度中にしぼり、
10年以内に実現させます。
また、産業用大麻の振興、エゾシカの活用など
北海道にある資源を活用した
全く新しい産業おこしに取り組みます。
道産素材を活用した
手仕事の職人の育成と支援のしくみをつくります。
今、10歳の子どもたちが働く場は
今ある企業ではなく、これから生まれる企業であることを
親も子どもたち自身も理解し、認識する必要があります。
3 共生社会の実現
~従来の地縁・血縁から社会的選択縁へ
これからの社会資本で重要なのは
支え合いの場やつながりです。
私のもう一つの大事な原点は
生活保護のケースワーカーとして
浦河べてるに家などの当事者主体の
医療、福祉の可能性とパワーを体感していることです。
これまでも
北海道障がい者条例の議員提案での制定、
知事提案ではありましたが、
北海道がん対策条例や
北海道いじめ防止条例などに
この当事者主体の考え方を貫いてきました。
一方で
当事者の自己選択、自己決定を支えるにはしくみが必要です。
課題はありますが、
現実的な一歩として、
成年後見制度などの活用により
地域に新たな開かれた支え合いのしくみをつくります。
今年度はまず単身世帯にターゲットに
ネットワークを、一つ、つくります。
この記事の投稿者
広田まゆみ
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。