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全道庁労連女性部 解散に寄せて

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全道庁労連女性部が解散することになった。
解散に係る記念誌原稿を求められたので、先ほど送信したところだ。

間違いなく、女性部活動は、20代の私の青春の?1ページでもあり、
シンプルに淋しい気がする。
東京都議会でのヤジの問題など改めて、男女共同参画社会の推進に向けての取り組みが問われている時でもあり、これを機会に、弱者としての女性が集う女性部から、変革の主体としての女性が切磋琢磨しながら、つながるネットワークづくりができることが重要だと
東京都議会のヤジに関する見解については、
前回の日記をご参照ください。

~全道庁労連女性解散に寄せて~
私の活動の原点は、お茶くみ反対闘争である。
例えば、「仕事も男並みにするけど、女性としてお茶も入れます」みたいな働き方を当たり前に思っていた私にとって、当時の青年婦人部長岸田泉さんの「女性 は特殊な労働者か」というテーマの講演は衝撃だった。その後、お茶くみ廃止を実現する中で、男女問わずさまざまな価値観があるが、今でも忘れないのは、 「お茶くみは職場の潤滑油である」と言う上司の発言だった。私は、それ以来、「個」の犠牲や埋没を前提とした「和」が本能的に、直感的にだめだ。そして、 今、団結の前提に、「個」の確立がなければ右傾化と言われる社会に対峙できないと地域の現場で実感する毎日である。
また、忘れられないのは、初代の婦人部長である真田信子さんだ。異例の抜擢(?!)で事務局長に就任した私は、いきなり、独自要求闘争のガチンコ交渉の現 場や、総括討論など、自分の力量以上の仕事を与えられた。この時の試練、いっしょに食べた焼きそばの味が、私を成長させてくれたと今でも忘れられない。
最後に、早川婦人部長を支えきれなかったことは、今も申し訳なく思っている。家族的責任も抱えながらの婦人部活動のなかで、無理をかけたことが残念だった。
字数の関係で書き切れなくなってしまったが、もちろん、自分の部長時代にも、女性部への名称変更や女性学校の創設など、ある意味で賛否両論ある飛び跳ねたことにおつきあいいただき、支えていただいた多くの皆さんに改めて感謝を申し上げたい。
女性たちが、お互いに切磋琢磨してつながっていくような活動を組織の外からではあるが期待し応援します。ともにがんばります。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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