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民主主義は突き詰めていくと手続きである

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私の拙いメールニュース凸凹通信や
ツイッター、フェイスブックなどに
忌憚ないご意見をよくいただきます。
感謝です。

そのなかで
やはり消費税増税法案についても
たくさんの意見が寄せられています。

私は、基本的には
増税は必要だという立場です。
消費税増税に関して
「日本銀行券を増刷すれば足りる」とか
「国際支援する余裕があるなら
日本の財政は困っていない」とか
そういう議論には賛同できません。

ただ、民主主義について
正直小沢前代表から論じられると
言葉が、心に
はいってこなかったのですが
多くのみなさんの意見で
少し心が解けてきました。

以下抜粋して
心に響いたご意見を
ご紹介します

「本来このような国民に
(納税)義務を課す重大な政策が
国民の判断(選挙)抜きに
成立することは極めて遺憾です。
国民は白紙委任的に民主党に
政権を委ねているのではなく
マニフェスト(公約)により
委ねているのです」
「消費税増税の是非について
申し上げているのではありません。
あくまでも政策決定手続きの話です。
民主主義というのは
結局突き詰めていくと手続きなのです。
増税にかぎらず
すべての重要な政策決定にあたっては
すべからく主権者である
国民が深く関与すべきです。
その関与の最たるものが「選挙」です。
選挙なくして増税なしというのが
私の意見です。
もし、身命を賭してというのなら
身命を賭して国民に訴え、
国民の審判(選挙)を経た上で
増税法案を議会に上程すべきでは
ないでしょうか。
事後にやっても意味がないのです」

(以上、いただいたご意見から抜粋)

非常に重い。
市民が主役の民主党というのが
結党時の民主党のスローガンであり
私自身もそこに共鳴して
民主党を選択した。
議員となっても
一市民の視点や社会を変えたいという
情熱は忘れたくないと活動してきたつもりだ。
私自身が今痛切に感じているのは
私の中で
国民のみなさん、市民のみなさんへの
信頼が不足していたことに
愕然とした。
今決められないと決められないから
突き進むというのは
一見、責任があるように見えるが
政治家の驕りかもしれない。
判断をするのは政治家ではなく
市民なのだ。
そうするための
具体的な情報提供や
判断を保障するしくみをつくるのが
議会人としての
私の仕事なのかもしれない。
今さらかと
さらにお叱りを受けそうだが
私自身は立法を議員のもっとも
重要な仕事ととらえてきたのだ。
この議員立法に関しても
いかに開かれた形で
市民参加でつくるが重要になってくるが。

今後も、民主主義の番人として
この経験を忘れず
民主主義を体現した政党として
民主党が脱皮するよう
地方から努力したい。

「民主主義は
突き詰めていくと手続きである」
心に沁みました。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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