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地方議会のあるべき姿

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新聞でも報道されているが
道議会自民党が提出を予定している
道路特定財源維持の意見書の扱いをめぐって
攻防が続いている。
「意見書」とは、党派関係なく一体となって
道議会として中央政府などに対して
要望するものだ、そうだ。
道議会の通例では
「政審連絡会議」という各党の協議の場があり
最終日に、全会派がほぼ一致するものについて
議場に提案される。
反対討論があれば、起立採決になるが、
ほぼ、議場に提案される前に
修正につぐ修正などで
全会派が許容できるものに生まれ変わって
提案される。
世の中を動かす効力としては
いかほどか
私には定かにわからない。

地方議会議員は政党の代弁者ではない。
道民の代弁者である。
意見書の全会一致という原則の是非に関しては
私は、まだ、よくわからない。
なぜなら、今の道議会の情勢では
例えば少数派の道民から出された
中央政府の方向性に逆らうものなどは
おそらく意見書として採択されない。
道議会は、政党を代弁するところではなく
道民の声を代弁するところのはずだ。
なんだか、おかしい・・・。

道路特定財源・暫定税率の維持の意見書の
採択に固執する道議会自民党によって
くしくも、その全会派一致で最終日にという
前例が崩されようとしている。
民主党も、反対討論や、反対の意見書の
準備を想定している。
むやみやたらに意見書が乱発されて
議会が空転することは、断固反対だが
道民に論点を明確にするのが
道議会だとしたら
これもよしなのだろうか・・・?

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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