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東京で開催中のがん政策サミット2011に参加しています

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がん患者当事者及び家族のみなさんの
長年の願いであった「がん対策条例」の制定が、
今回の知事選で知事公約に盛り込まれたこともあり、
加速して進められることが想定されています。
道議会民主党会派にも
がん対策条例策定のプロジェクトが設立され
(座長:滝口信喜道議会議員)
私は事務局次長に選任されました。
保健福祉常任委員会に属していることもあり
本日から18日まで開催の
がん政策サミット2011に参加しています。
今回、北海道からは
がん患者家族の金子健二さん
ホスピスの会の山田冨美子さん、
そして道庁保健福祉部からも
担当者が参加しており
心強く感じています。

余談ですが、東京は節電で、
暑さにまいるのではないかと
心配していましたが
北海道から出かけた
冷房に慣れていない私にとっては
地下鉄や会議室など
まだまだ「寒い」くらいでした。
報道と現場は違うという一例かもしれません。

さて、本日は
がん患者当事者のみなさんからの
先進事例を中心に
頭がいっぱいになるくらい全国の情報を
聴くことが出来ました。
引き続き、明日は
厚生労働省などから「がん対策基本法」
及び「がん対策推進計画」の進捗状況や
「第2期がん対策推進基本計画策定」に向けて
レクチャー・パネルディスカッションがあり、
関係者別のグループワークなどがあります。
18日の最終日は
患者関係者のみが残って
セッションがあるそうで
このがん政策サミットの参加のデザインや
参加型の会議のプログラム構成自体が
これからの日本の医療のあり方を考える上で
非常に興味深く思いました。

もう一つ、ツイッターにも書きましたが
東北大学などを筆頭に
地域医療やがん対策に
県立病院も含め、医療関係者が
非常に積極的に、かつ、科学的・具体的に
関与している様子に感銘を受けました。
北海道の医療関係者との政策面での
連携はどうなっているのか検証しなければいけません。
地元白石の医師会の懇談会などにも
ご招待を受けて参加したことがありますが
高齢社会に不安を感じる地域のニーズと
どこかかけ離れた違和感を
感じざるをえませんでした。
一朝一夕にはいきませんが
患者当事者の視点で
医療を見直す場が
医師の偏在などが問題になっている本道においては
とくに重要だと感じた次第です。

そのほかに、私自身が注目したのは
岐阜県のNPO法人がんサポートセンターにより
「新しい公共」として
がん患者のピアサポート事業を
スタートするという報告です。
これからの当事者主体の福祉・医療政策を考えるとき
ピアサポートというのは大きなキーワードに
なると考えていますので
条例のなかになるか
事業として実施するかはありますが
北海道としても具体的に展開したく思います。

いずれにしても
明日も9:00~18:00近くまでびっしりと
日程が入っています。
できるかぎり吸収して
北海道に持ち帰りたいと思います。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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