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北方領土ビザなし交流から帰ってきました

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9月11日付け北海道新聞朝刊にも
報道されましたが
私は、択捉島に本籍を移しました。

いわゆる「領土」問題に関して
地方議員が出来ることは何か考え
その一つとして
元島民のみなさんの思いに応える形で
本籍地の函館から
根室市択捉郡留別町字留別1丁目1番地に
転籍(シングルの私の場合は分籍)しました。

実際にビザなし交流に参加し
元島民、2世、3世などの関係者と
現在の住民であるロシア人との草の根の交流は
19年を重ねたビザなし交流の成果である一方、
住民対話集会が開かれなくなるなど
元島民のみなさんの思い、声の届け先が
明確にならない状況も生まれている。

「領土」問題と言うと、一般的には
国家と国家の問題であるが
私にとっては、北方領土問題は、
国家の最大の過ちである戦争と
その後の国家の不作為によって
一人ひとりの人間がおざなりにされてきた
結果であると思う。
私は「国益」という観点よりも
国際司法に人権の視点から
問題提起する方法を考えてみたい。

わが国が北方領土問題に関して
人権の観点から
国際司法に訴えるとき
日本の法制度のなかの
国際的な人権意識から遅れている点を
改善していくことも重要である。

例えば、現実の北方領土返還が実現した場合
北方四島は多文化共生の島になるはずだ。
そのときに、
現在の日本の国籍の考え方や
帰化の定義、参政権の不整備は
マイナスだ。
本籍の移動に伴い
国籍の考え方についても諸外国の事例と
比較研究してみたので
後日、ブログにて報告したい。

いずれにしても
国家の過ちや、政治の怠慢によって
犠牲になる人を、私は出したくない
国家のために、人がいるのではなく
人の幸せのために国家があると私は思う。
政治家として活動している間は、
そのことを、決して忘れないためにも
択捉島を私の本籍、原点として
活動していきたい。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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