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【活動報告】平成30年8月2日 ヘンプ産業の国際共同研究機関が中国に。

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folder 北海道の未来, 産業用ヘンプ, ひろまる日記

おはようございます。
昨日8月2日の活動報告です。

昨日は、
黒龍江省科学院大慶分院を訪問しました。
午前中は、展示館や研究施設を見学、
研究内容などについて説明を受けました。

省科学院大慶分院ではカナダ・ウクライナと共同で
5階建の共同研究棟を建設し、
「火麻1号」などの新品種を開発しています。
http://dgb.has.ac.cn/

黒龍江省科学院は、1958年に設立した省政府直轄の
自然科学研究のための組織です。
大慶分院は、もともとは、
1974年に設立された亜麻の産業研究所が前身。
2009年に設立されました。

亜麻と産業用ヘンプの品種改良や栽培、
バイオテクノロジー、機能性食品、
炭素材料、特殊農業機械の製造などの
研究開発も行っているそうです。

昼食は、科学院の職員食堂でいただきましたが、
こちらの農場で採れた野菜なども使った
美味しい野菜がたっぷりで感激でした。
北海道の研究施設でもこうした設備があっても
良いのかもしれませんね。

午後からは、
産業用ヘンプ活用の現状と課題、将来性について
レクチャーを受け、意見交換。

日本と中国とも、
もともと、ヘンプを活用してきた歴史から、
害を及ぼす植物として法律によって禁止された経緯、
ヘンプに関する正しい科学知識が普及していないなど、
多くの共通する課題が確認されました。

一方、私としても意外だったのが、
黒龍江省において
定期的に古い法律を見直す担当部署が存在し、
科学院も、提言をするメンバーとして参画していること。

科学院が積極的にヨーロッパ、カナダなどの
新たな科学的知見や市場の動向を
3年間にわたって省幹部や関連企業に情報提供し、
まずは、法に基づく要項として補足的に見直し
新たに、昨年5月、人民大会で条例として決定されました。

巷で聴いていた中国のイメージが
変わりました。
ある意味、日本よりも民主的であり、
硬直しがちな公的セクターが
機能するしくみがあるということでしょうか?

意見交換後、北海道ヘンプ協会と黒龍江省科学院が
共同研究の連携協定を結びました。

夜の懇親会は、
これもまた、中国のイメージとは異なる
お店で醸造した地ビールを呑めるBBQレストラン。

是非、来年は、北海道において、
産業用ヘンプの見本市や国際会議を開催したいと
意気投合して、1日を終えました。

今日これからは、
大慶市肇州県経済開発区のヘンプ畑と
加工工場を視察します。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
走り書き的な日記になりましたが、
写真なども含めてリアルに、
私の感じる新しい中国の一部を
感じていただけたら嬉しいです。

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 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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