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まずは包括ケアセンターなどに早めに相談~9月のテーマは認知症対策でした

世界アルツハイマーの日をご存じでしたか?

9月のイノベーション北海道は、

認知症対策をテーマにお送りしました。

国際アルツハイマー病協会と世界保健機関が共同で、

9 月 21 日を世界アルツハイマーデーと制定し、
9 月を世界アルツハイマー月間と定めているからです。

 

出張や主催行事で2週続けて、私自身は、お休みいただきましたので、

9月に認知症対策のテーマでお迎えしたのは3名の方でした。

早めに早めに、地域の包括ケアセンターに相談を

11日が、マンスリーゲストとしても参加いただいた

北星学園大学教授の田辺毅彦さん。

実は、レギュラーアシスタントの田辺睦子さんのお連れ合いでもあるんですよ。

もともと心理学がご専門の田辺先生からは、

2004年に、痴呆症と呼ばれていた病名が認知症と変わったときのインパクトなど

認知症とそのケアの状況などを聞きました。

まずは、地域の包括支援センターに、認知症などの症状の有無にかかわらず

早めに早めに相談することも大事です。

アナログゲームも認知症対策に効果が

18日は、たまたま、札幌に仕事でいらしていた

奈須憲一郎 元下川町議会議員にお越しいただきました。

SDGsや、森林療法の観点からもお話をうかがいましたが、

印象的だったのは、ボードゲームやカードゲーム、

いわゆるアナログゲームも認知症に効果があると注目されているそうです。

コミュニケーションが必要ですし、脳トレにも良いそうですよ。

こどもたちの脳の発達にも効果的だそうで、

ちょっとアナログゲームに注目です。

決して抱え込まずに、まずは、相談を

25日のゲストは、認知症の人と家族の会

事務局長の西村敏子さん。

たくさんの当事者、家族の相談に乗ってくださっているからこその

お話しを聞かせていただきました。

昭和62年6月28日に設立され、

実際に認知症の家族を介護した経験のある方が相談にのってくれる

お話会や、電話相談を行っています。

北海道認知症コールセンターは、011-204-6006 です。

地域のコミュニティを強くしたい

北海道庁としても、認知症サポーターの養成や、

認知症カフェの開催などとりくみをしていますが、

私としては、従来の「福祉」の領域としての対策ではなく、

普通の商店や喫茶店などの理解を深めることが

重要な気がしています。

地域の日常的なつながりが、災害時にも、

大きな資源になる現場をたくさん見てきました。

そんな意味でも、多機能なカフェやゲストハウスなど

地域の拠点になるスペースを応援していきたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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