【ひろまる交流録 16】 札幌市 塚田 敏信さん(銭湯倶楽部代表 まち文化研究所 主宰)
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7月30日は、
まち文化講座の2回目。
前回の「薬局」に続き
「本屋文化でまちを読む」と題して
もう今はなくなってしまった
札幌の本屋さんなどの姿を
振り返りながら「まち文化」のお話でした。
その概要は、別に活動報告で書きます。
お菓子や商店街や
先生の研究範囲は多岐にわたります。
銭湯研究家としても
知る人ぞ知る塚田先生ですが、
塚田先生の原点が、
本と本屋さんなのだ、なるほどと
はじめて知りました。
ところが、実は子どもの頃は、
本好きのお父様への反発からか、
漫画ばかり読んでいたようですよ。
ふとしたきっかけで、
高校生になって最初に買った本は、
「ドクトルまんぼう航海記」だそうです。
本の表紙絵に惹かれたそうです。
塚田先生は、お菓子やお弁当の包装紙なども
丹念に保存されていて驚きますが、
そのきっかけはここにあるのかもしれませんね。
篠路高校の学校図書室を地域に開放して
実際に作家をお招きしたり、
公立図書館において
北海道の出版社が一堂に会しての展示など
高校生も参加しての素晴らしい企画でした。
また、やりたいですねと
おっしゃっていました。
現在も大谷高校などで教鞭をとりながら、
「ほっかいどうお菓子グラフィティー」など
このまま放置しておいたら散逸してしまう
いわば、庶民の歴史を資料として
残す活動もしています。
1ヶ月くらいの野宿旅もしながら
日本全国の情報誌も
コレクションされていました。
先生の作りたい未来は
こうしたまち文化の研究や情報発信が
各地で活発に行われている北海道です。
私自身も
マスメディアなどが発信する情報の受け手としてではなく
自らが情報を発信する側になる人の存在が増えること、
そうした活動に光が当たることが
重要だと思っていますので
是非、応援できればと
思っています。
最後まで読んでくださって
ありがとうございます。
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次回のまち文化講座は
「お菓子」がテーマです。
みなさんのお越しをお待ちしています。
この記事の投稿者
広田まゆみ
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。