北海道の未来ためのラブレター ~ 令和3年第3回定例道議会一般質問に登壇しました
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folder 活動報告(地域活動・日常活動), 議会改革
こんばんは。
地域の未来をデザインする
社会企業家的地方議員®を100人誕生させたい!
北海道議会議員の広田まゆみです。
令和3年第3回定例道議会で一般質問に登壇しました
9月28日は、第三回定例道議会において
私自身が、1年ぶりの一般質問に
立たせていただきました。
一般質問は、本会議場で
知事に直接
道政課題全般について
総括的に質問できる機会です。
![](https://hiromaru.jp/blog/wp_blog/wp-content/uploads/2021/10/958d0b99e3d57ac20229ce0217cd0a62-600x398.jpg)
「特別発言」にいたるまで
4度登壇させていただきましたが、
残念ながら、
知事には「伝わらなかった」という反省が
あります。
今回の大きなテーマは北海道の未来のためのゼロカーボン実現
ゼロカーボンの実現は
中央政府の枠組みに沿ってやっているだけでは、
北海道の強みを活かすことにつながらない。
極端に言うと、
洋上風力発電が林立し、
海底トンネルで大消費地に電力を送る。
北海道スルーのゼロカーボンになってしまう。
その危機感が私には強くあります。
![](https://hiromaru.jp/blog/wp_blog/wp-content/uploads/2021/10/243712713_4639902756072903_1566340561703039930_n-600x398.jpg)
ゼロカーボン実現は、
道庁組織や電力会社などの
「これが当たり前」という意識を変えて
できない理由ではなく
できる方法をさがす作業です。
道庁組織を動かすには
知事の強いビジョンが必要です。
SNSなどで対外的には
強い発信力をお持ちの知事ですが、
道庁組織のマネジメントにも
注力していただきたい。
道庁各部の遅々として進まない
セロカーボン実現のための進捗状況を
道議会という開かれた場で明らかにしながら
今後の展開を質問しました。
加えて、広大な北海道は
再生可能エネルギーの賦存量や
吸収源である森林の面積も
産業構造も異なります。
それぞれの自治体や
大きな課題となる交通事業者の状況も
異なります。
なので、地域ごとの戦略も必要ではないかと
重ねて知事の見解を求めました.
本質問 20分(登壇1回目)
再質問 10分(登壇2回目)
再々質問 5分(登壇3回目)
特別発言
![](https://hiromaru.jp/blog/wp_blog/wp-content/uploads/2021/10/243943741_4639902376072941_4059630236802520198_n-600x398.jpg)
しかし、私の力不足で、その必要性が
知事にはなかなか
伝わらなかったようです。。。
せめて全国最年少の知事としてゼロカーボン戦略づくりに小中高生の参画を
最終的に、知事の強みを探し、
私としては、
全国最年少の知事であるという「若さ」に着目し
地域振興条例の枠組みを活用して
小中高生などの
政策形成過程への参画を位置づけるよう
求めました。
![](https://hiromaru.jp/blog/wp_blog/wp-content/uploads/2021/10/150861-600x450.jpg)
これからの地域振興には
こども、若者の主体的な参画が重要ですが
特に、ゼロカーボンの実現は
次世代に対する責任であり、
次世代の人たちにこそ、
意見を聞く必要があります。
就任当初から、
知事は、重要な質問に関しては
「幅広く道民のみなさんの意見を聞く」
という答弁を繰り返すことが多いのです。
それは、とっても
重要なことです。
ところが、「政治家」は
「みなさんの声を聴く」と言いますが、
具体的にその方法を明示し、
公開している人は少ないです。
![](https://hiromaru.jp/blog/wp_blog/wp-content/uploads/2021/10/3553556_s-600x399.jpg)
是非、知事の任期中に
イベント的な対話ではなく、
政策形成サイクルのなかに
こどもたちの参画をしっかり位置づけることを
実現いただければ、と期待します。
こども若者参画など、多様性の確保は、地方議会の責務でもある
ところで、こども参画はじめ
多様性の確保は、
本来、地方議会にとっても
大きな責務。
今回の一般質問でも
地方からの要望をアピールする
一般質問も多くありました。
たしかに、「地方の声」は大事です。
しかし、ただ、従来ながらの
「地方の大きな声」を
代弁するだけだったら
地方には首長も市町村議会議員もいる。
![](https://hiromaru.jp/blog/wp_blog/wp-content/uploads/2021/10/s-DSC_0072-600x402.jpg)
北海道全体の未来において
何が必要か
既存の産業別や大きな団体からの意見だけではなく
多様なすでに起こっている地方の小さな実践を
どう北海道の未来に活かしていくのか
それを議論するための場としての自覚がなければ
そもそも
北海道議会の存在意義がないのかも
しれません。
そんな危機感を持ちながら
孤立を怖れず
しかし、連帯の輪を拡げながら
北海道の未来のためのラブレターを
発信し続けていきたいと思います。
![](https://hiromaru.jp/blog/wp_blog/wp-content/uploads/2021/10/182433480_4196880547041795_996456162895696396_n-600x376.jpg)
ほぼ毎日SNSでも活動を発信していますので
是非、つながってくださいね。
この記事の投稿者
広田まゆみ
北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。