北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ

自然学校、自然保育、こどもの外遊び環境の保障~4期目の約束チェック②

みなさん、こんにちは。本日も、銭湯よりもブログを優先してしまったお風呂難民の広田です。

さて、5期目に挑戦するにあたり、立春以降に、新しい後援会事務所(4月10日ごろまでの事務所)をかまえて活動する予定にしておりますが、恒例となりました、4期目の時に掲げた4つの挑戦の進捗状況を、自己評価になりますが、まず、このブログにて、みなさんに情報共有し、随時、公式サイトもリニューアルしていきたいと考えています。

 

すべての市町村において、自然保育、自然学校など、子どもの外遊び環境を保障します。

まず、2019年時点でみなさんにお示した内容は、以下のとおりです。

<自然保育>
北海道に気候風土が良く似た北欧やドイツなどが発祥の森のようちえんは、自然のなかでのこどもたちの遊び、学びの環境を大事にするものです。施設が認定の基準となる日本においては、これまで、自主保育という形の選択肢しかありませんでした。

長野県、広島県、鳥取県などでは、移住定住促進対策の柱として、森のようちえんだけではなく、すべての森や自然の中での子育ち環境を保障する「自然保育」を県として支援し、成果をあげています。北海道の強みを活かし、北海道の未来のために、どんな幼児教育、保育、遊び、学びが必要なのか、1日も早く、縦割り行政の壁を越えて、こどもの育ちを真ん中にして、議論する場の設置だけでも実現したいものです。北海道では、まだ、道庁内部に検討チームができたばかりです。

今後は、住民請求による遊び環境保障の条例制定なども視野に、草の根の民主主義を地域の子育て世代や女性に実感してもらうこととあわせて、こどもの遊び環境の保障、こども参画の実現をめざします。

<自然学校>
こどもや大人の自然体験活動、エコツーリズムの推進、災害時の支援活動など地域とともに生きる自然学校には、多機能な可能性があります。また、北海道の特徴として、自然保育や環境教育を推進する際にも、既存の保育所、幼稚園や学校と、自然学校などアウトドア事業者との協働の事例も他県より多く見られます。

自然学校開業研究会などで、現場の自然学校、野外学校など実践者から学びながら、全道市町村すべてに自然学校など自然環境教育の拠点をつくることをめざします。

こどもたちの未来のために、実際に行ってきたこと

一般質問などにより、知事に直接提言を重ねています 

知事に対し、直接提言を重ねてきましたが、残念ながら、現時点で北海道は消極的です。代表的な質問の議事録は下記のリンクからご参照ください。

↓こちらから動画でもごらんいただけます。↓

http://pref-hokkaido.gijiroku.com/g07_Video_View.asp?SrchID=3481

会議名:令和4年第1回定例会(本会議)
              会議日:令和4年3月11日                             1.子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)について

2.森と自然を活用した保育、幼児教育、子育ての推進について
3.有機農業推進計画と学校給食などについて
4.北海道の障がい者雇用などの現状と公共発注の在り方について
5.木質バイオマスの熱利用の促進について
6.官民連携と協働推進の在り方について

簡易議事録はこちらをどうぞ↓ 

https://hiromaru.jp/wp_hiromaru/wp-content/uploads/2022/03/20220311_002.pdf

 

こどもの外遊び環境の保障などをテーマにFacebookライブインタビュー

地方議会議員のみなさんに毎週日曜日にインタビューしていましたが、その同じ枠で、こどもの外遊び環境の保障をテーマにしたプレイヤーのみなさんにインタビューをしました。コミュニティFMの番組などでも、こどもの外遊び環境保障などをテーマに、実践者のお話を聴く機会をもちました。

今後も、実践者のみなさんの実践交流に学ぶしくみ、そこから、こどもの育ち、遊び環境の保障を制度や社会の中で支えるしくみを構築するための提案やアイデアが集まり、それを道政に反映できるしくしみを検討していきたいと思います。

 

こども基本法の制定を契機とした議論活性化にむけた準備

2022年にこども基本法が背定されました。北海道未来セミナーでこども基本法を受けて自治体ができることなどのテーマに情報共有、学びの場をつくりました。前長野県池田町教育長 竹内延彦さんの講演は、公開OKをいただけましたので、こちらからご覧ください。

市民立の小学校設立を側面支援

 

 

自然学校開業研究会の主催から北海道アウトドアフォーラムの参加へ

2017年にスタートした自然学校開業研究会は、旧議会庁舎から新議会庁舎への移行、コロナ禍などを経て、残念ながら開催ができていません。2017年当時の記録をここに共有します。

【道議会報告】6月7日 地域とともに生きる自然学校開業研究会 第1回勉強会アンケート結果

自然学校開業研究会の学びのつながりのなかから、北海道アウトドアフォーラムという広範なアウトドア事業者が一堂に会するフォーラムの存在を知り、2018年に、このフォーラムでの意見交換のなかで、アウトドア議員連盟の発足をめざすきっかけにもなりました。ですので、アウトドア議員連盟設立の挑戦の報告にも重なりますが、2019年10月31日には、5回目をむかえた北海道アウトドアフォーラムに、「アウトドア×地方議会」というテーマで、自然学校の経営の経験のある元地方議会議員の方にきていただき、みなさんの意見を聴く分科会を設定しました。

そこで、私がたてた目標は、来年(2020年)のワークショップまでに、アウトドア事業推進のための政策研究会で具体的な課題解決をしたいと掲げました。2020年以降は。コロナ禍でアウトドアフォーラム自体がオンライン開催や人数制限による開催になるなどのなかで、アウトドアフォーラムには残念ながら参加できていません。アドベンチャートラベル推進の動きなどのなかで、自然保育、自然学校、アウトドア事業推進に向けた人財育成や支援など、新たな枠組みで再挑戦していきたいと思います。

 

以上、こども基本法に関連して、こども政策に集中した形で、改めて、自然保育、自然学校、野外学校などを応援できるしくみづくりに取り組んでいきます。

最後まで、読んでいただいてありがとうございます。

 

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

このページの最上部へページの最上部へ