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誰かの支えに~身体と心の関係

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いわゆる終戦記念日の今日は、自分の自身の身体の調整のために時間を使わせていただいた。また、今日の最後は、創成川沿いにある小樽ビールクラブのビヤガーデン最終日に、整体の参加者のみなさんとおじゃました。いつもは、勝手に応援団として、毎月第二金曜日に開催されているびっくりドンキー白石中央店の小樽ビール倶楽部しか参加をしたことがないので、初体験だった。
本日の日記を書くにあたって、いわば、小樽ビールつながりでテーマとして選んだのが、身体と心の関係だ。
最近、心の状態と身体の凝りや歪みの関係が注目されはじめていると、いろんな場面で耳にする機会が多い。例えば、米国の刑務所では、受刑者の更生のために、ヨガが導入され、効果をあげているという記事を先日いただいた。外の刺激にばかり反応する状態から、内面に目を向けることが指導されているそうだ。実際に、刑務所内の暴力行為なども減少しているとのこと。
実は、本日ごいっしょしたメンバーも、いわば、整体関係のみなさんだが、毎月第二金曜日に開催されているのびっくりドンキー白石中央店で開催されている「小樽ビール倶楽部」に、参加をするようになったきっかけも、彼らからのお誘いだった。西洋医学や化学的な薬剤への過度な依存ではなく、食べ物や、足もみなどの身体からのアプローチで、がん対策や、悩みを持つ人たちの支援にあたっているので非常に説得力がある。
今日ではないが、その毎月の小樽ビール倶楽部の参加者の方から、日本の刑務所にも整体やヨガを導入したいと相談を受け、聞き取り調査をスタートしている。現在の刑務所のいわゆる『慰問』などの枠組みのなかでは、外部の指導者がヨガや整体を受刑者に教えることは物理的にも制約があり、単独の刑務所では判断できない前例のないものであるとの現状である。
私は、ここで、ただ、日本の刑務所の状況や、行政の前例主義をただ責めるつもりはない。
直感として思ったのは、まず、その現場の職員の人たちに、整体やヨガなどの身体からの心へのアプローチの効果を実感してもらうことが必要なのではないかと、思っている。
さらに、薬物濫用防止も含め、刑務所から出た後のサポート体制が不足していることも、各所から指摘されている。そのサポートの一環として、ヨガや整体を導入してはどうかと、逆に、ご相談をいただいた方に、ご提案してみようと思っているところだ。
いずれにしても、何らかの事情で罪を犯すにいたった方たちへのサポートは、支援する側の本気も平常心も試されるのであって、並大抵のことではないだろう。米国の状況を、ただ、主張しても、道は開けないだろうとも思う。
しかし、私自身、ヨガには詳しくないが、心を緩やかに、しっかりとしたビジョンを持ち、柔軟に行動すれば、おそらく、よい結果が生み出されるはずだと信じている。
世界のすべての人を、自分自身が1人で救うことはできないが、今、目の前でできることから、自らが、まずは、1人ではじめるしかないのではないか。マザーテレサがそうしたように…。
そんなことをご相談いただいた方に、逆に、ご提案しながら、私自身も何ができるかを考えていきたい。
終戦の日に、心と身体の関係について、暴力や犯罪から、加害者・被害者となる人双方を守るためにできることについて、改めて考えることができて、今日の出逢いと、天然酵母を活かした地ビール 小樽ビールに感謝したい。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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